▲なんと! の話ではある。
そんなことにひっかかる人間がいるのだなぁ。
そういえば、数十年昔、こんなことがあった。
あるcmで、 わたし作る人、あなた食べる人 てな文言が流れて、これが男尊女卑だとかお偉い女性政治家がナンクセをつけた。
結果として、このcmは途中で打ち切りとなった。
こうなんというか、もっと自然体でこういうものを見れないか。
もう、ナンクセ、いいがかりに近いと感じないか。
以下、新聞から抜粋。
伊藤園の商品「お~いお茶」のネーミングが、話題になっている。
「お~いお茶」の響きが「男尊女卑的では」という声が出て、反発も強いからだ。
■「余談」のはずなのに、ネットが異常に反応して…
経営コンサルタント、kさんが
「シリコンバレーに戻ってきた日本企業たち」の記事。
7月に発表された実態調査で、
日系企業が最高となったと伝え、
「お~いお茶」を販売する伊藤園についても営業努力のようすを紹介。
その中で、kさんが「余談」として、「『おーいお茶』という男尊女卑的な響きのある商品名は何とかならないのか、と思うのだが…」という、つぶやきにインターネットが反応。
どうやら、「男尊女卑的な響き」の一言に違和感を覚えたようだ。
「言いがかりも甚だしいwww
」
「被害妄想すぎる。もう、すべてが気に入らないんだろうなw」
「そもそも『おーい!』って女の人でも普通に使うだろ」
「そんなこと考えもつかなかったわ… いつも差別のことで頭がいっぱいなんだね」
といった反論があふれている。
これに、kさんもツイッターで、
「久しぶりに湧いてきたなぁ。ww」などとコメントしている。
■「そのような意図はありませんし、問い合わせなどもありません」
伊藤園の「お~いお茶」は新たな「ブランド」として売り出すために付けられたネーミングで、もう25年にもなるロングセラー商品。
インターネットでも、
「女を召使扱いしているって言いたいんだろ?」
「まあ言いたい事はわかったが…」
「一概に間違っているとも思わないけど…」
と、kさんの言い分に理解を示す声がないわけではない。
伊藤園は、「そのような意図はまったくありませんし、これまでに要望や問い合わせはありません」と話している。
ちなみに、「お~いお茶」は米国でもネーミング、文体(ロゴマーク)で販売している。
同社は「昨今のクールジャパンの流れもあります」と説明する。
「お~いお茶」を含む日本茶・健康茶飲料の販売状況は、国内売上高で6月(単月ベース)は前年比0.2%増、数量で同3.2%増。累計(5~6月)でも、売上高が1.6%増、数量で4.2%増と、好調に推移している。
▲補足、感想など
記事を読んでいてまぁ面白い議論ではある。
一連の経緯をみていると、「わたし つくる人、あなた たべる人」から、数十年が経過して、男尊女卑なる古めかしい言葉が世間の中で意味を失っているのだろうな。
それは、それなりに「日本の進化」といえるか。