▲ここにきて、やっと原発の再稼働に賛成する人間が増えてきたようだ。
筆者は、このブログで3年前の原発事故以来、どうしても原発の再稼働が必要だと訴えてきた。
そのあたりを理解してくれる人が増えたのかもしれない。
何度でもいいたい。
どこからエネルギーを確保するか—という問題は、国家の命運を左右するほどのことだ。
先の大戦の開始早々、日本が南進作戦を採用した理由を考えてもみよ。
最低限必要なエネルギーを確保していなければ、毎日の日常の生活を守り、原発に代替するエネルギー源をみつけ、実用化にこぎつけるということすらもできない。
そのためには、どうしても原発の再稼働が必要なのだ--と。
そのことを直視してほしい。
以下、週刊誌の記事から抜粋。
二年前と賛否が逆転
判決を受けて、メルマガ読者を対象にアンケートを行った。
質問は、「あなたは原発再稼働に賛成ですか? 反対ですか?」。
回答総数は千三人。
賛成が五三・五四%、反対が四六・四六%と、僅差で賛成が上回った。
主な意見を紹介しよう。まずは「賛成」から。
「電力の供給安定、産業の発展の為には安定的な発電が必要。現在の福島を見ると不安も覚えるが、恐れるだけでなく、さらなる原子力のコントロールの為の科学技術の向上を願います」(神奈川・女・65)
「このまま再稼働しなければ電気料金のさらなる大幅アップは避けられない。
万が一電力会社が倒産したら経済は成り立たない。百%の安全のために毎日苦しい生活を送るならば、危険とうまく付き合うのが文化的生活だと思う」(北海道・男・55)
▲補足、感想など
まぁ、妥当な意見だと思う。
ついてながら、冒頭でふれたことを繰り返したい。
仮に、原発がダメだとすると原発に代替するエネルギー源を見つけなければならない。
そういう調査・研究作業を継続するためには、どうしてもエネルギーが必要だ。
そして、今、そのエネルギーを確保する方法としては、原発しかないのだ—ということ。
科学というものに、一足飛びということはない。
毎日毎日、数ミリの進歩を確認しながら進むしかない。
原発に代替できるようなエネルギー源が、ある日、突然にできるものではないのだ。
そのことを直視してほしい。
アンケートの結果は、筆者が上でごちゃごちゃ言ったことも理解してもらえる方向へ進んでいくのだろう。
原発の再稼働を急ぎたい。