2013年5月15日水曜日

飯島参与が、訪朝。


▲元、小泉首相の秘書だった飯島参与が北朝鮮を訪問した。
 目的は不明だという。

 でも。
 まぁ、拉致被害者の日本への帰還という話だろうな。
 かって、中山さんが担当していたとき、一人10億円で—という話が北朝鮮からあったとか。
 今度も恐らく、そんな話だろう。

 どこからもお金・食料・エネルギーを恵んでもらえない北朝鮮としては、日本からなにか引き出したい—そうだ、拉致した日本人がいる? あれと食料を交換だ--という話ならありえそうだ。

 飯島さんなら、適任であろう。
 この人ほど、北朝鮮とのこういう下交渉をする人としてピッタリという感じの人をしらない。
 予め、アメリカとも話を通じておいて、このあたりまで—という譲歩の限界を決めているのだろう。

 拉致被害者の家族が高齢化している。
 生きている内に、一人でも二人でも帰国させてあげたいものだ

 以下、新聞から抜粋。

 安倍内閣の飯島勲内閣官房参与が、北朝鮮の平壌を訪問した。
 飯島氏は小泉政権時代に首相秘書官として日朝交渉に関与しており、 宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使ら北朝鮮政府高官と面会して停滞する日朝関係の打開を探る狙いがあるとみられる。

 北朝鮮外務省の金哲虎(キムチョルホ)アジア局副局長(日本担当)が空港で出迎えた。

北朝鮮は空港での出迎えを一部報道陣に公開しており、 日朝の接近を演出して日米韓の連携を揺さぶる狙いがあるとみられる。

 飯島氏は小泉純一郎首相(当時)の政務秘書官を務めた。
 小泉氏は2002年と04年に訪朝し、 金正日総書記(当時)と会談。
 飯島氏も同行した。


▲補足、感想など

 安倍首相は、首相官邸を殆ど使わない。
 使わない理由は定かではない。

 多分。
 官邸には、前の民主党政権の時代に、盗聴とか盗撮のツールがあちこちの壁とかコンセントの中とか、シャンデリアの上のところとかに埋め込まれているのではあるまいか。
 このあたり、記事の飯島さんが不安を訴えていたな。

 そのあたりを怖がって、安倍さんは官邸を使用しないのだろう。
 今、安倍さん周辺から、韓国、中国へ情報が簡単に漏れてはいかにもまずい---
 だからこそ、一層、公邸に近づくことを恐れているのだ。

 話がどこかへいった。

 冒頭で触れたように、北朝鮮は行き詰まっている。食料も不足することは確実だ。
 北朝鮮としては、日米からなんらかの支援を受けたい。
 日本は拉致被害者の問題を解決したい。

 と。
 日本、北朝鮮と会談する理由があるということだ。

 飯島さんでどこまで話ができるのかは分からない。
 少しでも、解決までの距離が短くなればいいが。