2013年5月2日木曜日

見たくない、聞きたくない—で脳まで萎縮してしまう。Dv


▲子供の目は、いつも親をみている。
 自分が生きていくだめには、親の保護がどうしても必要だからだ。

 その唯一の保護者である両親が仲が悪く、父親が母親に対してdvをしていたらどうなるのか—という記事だ。
 子供は、親のdvを見たくない、聞きたくないのだ。
 幼く小さくても子供は子供なりに苦しむ。そして、脳まで萎縮してしまう。

 恐ろしい事実である。
 しかし、子供とはそういうものであろう。また、親子という関係はそこまで影響を及ぼすものなのだ—と改めて思う。

 以下、新聞から抜粋。

 両親間の暴力や暴言を吐く場面などドメスティックバイオレンス(DV)を日常的に目撃した子どもは、 目で見たものを認識する脳の「視覚野」の一部が萎縮する傾向があるという研究成果を、福井大子の教授らがまとめ、発表 した。
 DVの目撃が成長後も心の病といった形で影響を与えると指摘されている。

 教授は「 DVを見た嫌な記憶を何度も思い出すことで脳の神経伝達物質に異変が起き、脳の容積や神経活動が変化して精神症状を引き起こすのでは」と推測している

▲補足、感想など

 冒頭でふれた事実は、また、子供の勉強のことも暗示している。

 自分の子供を賢く育てたいと願うならば、両親が仲良くしていなければならない。
 両親が怒鳴り合ったり罵ったりする中で、子供が勉強できると思うか。

 子供は、自分が聞きたくない、見たくないと思えば、脳まで小さくなってしまうのだ。

 だから。
 両親は、仲良くしていなければならないのだ。
 そのことは子供にストレスを与えない。また、「愛情というものの存在」をともあれ信ずることができる。
 それが温和に人生を生き、暮らしていく、一つの鍵となるのだ。