2013年5月1日水曜日

我が国の憲法改正方針を韓国、中国へいう必要はないと安倍さん。


安倍さんのいう通りだ。
 自国の憲法は、自国で決めるものだ。
 中国とか韓国など関係はない。

 また、北方領土の問題について、プーチンさんから面積折半案がでた—という問に対して、4島の帰属をきめ、平和条約を結ぶ方針だ--と。
 えっ、と筆者は思った。

 これは、いよいよ詰めの最後になればお金で買い取るつもりなのだな—と。
 あぁ、買い取るのではなく、「シベリア極東地区開発協力金」を提供して—か。

 以下、新聞から抜粋。

 中東歴訪中の安倍晋三首相は、サウジアラビア西部ジッダで記者団と懇談し、自身が目指す憲法改正方針を中国や韓国に説明するかについて 「わが国の憲法だから、いちいち説明していく課題ではない」と述べた。
 ロシアとの北方領土問題に関し「私とプーチン大統領が決断しないと解決しない」と強調。

 プーチン氏が日ロ首脳会談の際、面積等分方式に言及したとされる点をめぐっては 「4島の帰属を解決し、平和条約を締結する方針に変わりはない」と語った。
 連立相手の公明党に憲法改正への慎重論があることについて「誠意を持って議論を進めていきたい」と指摘。


▲補足、感想など

 この7月の参院選で圧勝すれば、8月には靖国神社へ参拝するつもりなのだな。
 安倍さんは。

 北方領土の問題は、日本からいろんな経済協力等を提案しても、埒<らち>が開かなければ、冒頭でふれたロシアシベリア・極東地区開発協力金という名目でお金を積み上げ、全島(4島まるごと)を買収してしまおう—と決心しているのだろう。

 それが、記事で「言い切っている」理由なのだろうな。
 なるほど、そういう解決もありかな—と思う。

 まぁなぁ、前が「ここでウンと言ってくれ。見返りは充分するから」てな”交渉モドキ”だったから。
 少なくとも、今度は真正面から日本はいろんな見返りを提示できる。
 その分だけ、フリーハンドというか、打つ手の幅が大きいのだな。
 
 そのあたりを踏まえて、安倍さんが「言い切る」自信があるということなのだろう。

 すると。
 決着は、来年あたりか。
 次は、土地の権利関係だな。
 北方領土の「登記簿」は、1945年終戦間際に生命からがら法務局の職員が小舟に乗せて脱出した--という話を聞いた。
 根室の法務局にあるとか。今はインターネットで見れるのかもしれないな。
 道路をつけるにせよ、居住するロシア人(ロシア系日本人?)との権利の調整にせよ、まず、そのあたりをハッキリさせねばなるまい。

 北方領土開発庁とかいう一元的な組織が創設されるのかもしれないな。
 まぁ、土地家屋調査士さんとか忙しくなりそうだ。

 憲法改正は、まず、国防軍を創設するというところからだろう。
 どうやら、日本という「虎」が野に放たれる時期は近いようだな。


※追記。

 なお、安倍さんは、プーチンさんがら面積折半という案がでたことを否定した。

--ここから--


 外遊先のサウジアラビアで安倍総理は記者団に対し、29日の日ロ首脳会談でプーチン大統領から北方領土問題に関して「2等分方式」の話が出た事実はないとしました。


--ここまで--

 なんだろう。面積折半って。観測気球かな。

 でも、安倍さんの発言の仕方だと、最後は「お金の積み上げ」でカタをつけるつもりとしか聞こえないが。