2013年5月31日金曜日

橋下発言を叩く  その3

橋下さんの慰安婦発言について、国内の政治家がなんやかやと言い始めた。
 国益がどうした—なんて、どういう言い方なのか。

 金のためには、日本兵達が、「性奴隷」達をいたぶっていた—ということにしとけ--とでも言いたいのか。
 下村さんは。

 以下、新聞から抜粋。

 慰安婦などに関する発言をめぐる問責決議案が否決された日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長について、 谷垣禎一法相は記者会見で 「挑発的な発言をしながら世論の反応を見て世の中を動かそうという手法でやってきた。
 一種の危うさも含んでいる」と指摘した。
 同時に「われわれ政治の場にいる者としては興味深い手法だと思う」とも述べた。

 下村博文文部科学相も記者会見で言及し、橋下市長の一連の発言について「海外では女性の人権問題と位置付けられている。
 相当、国益にマイナスになっている」と非難した。

 2020年夏季五輪の東京招致へも「影響を及ぼすことになりかねない」と懸念を示した


▲補足、感想など

 ふ~ん。
 谷垣さんの言い方って面白いな。
 曰く、興味深い手法—か。

 手法か。
 まぁ、そういえなくもない。
 でも、根底にあるのは、「覚悟の違い」だな。
 橋下さんは、「気に食わなければオレをひきずりおろせ」--と言っているのだ。
 谷垣さんにこのセリフ 言えるか?

 橋下さんは、自分の持つ「能力」と生まれながらの「怨念」というものにすべてを賭けているのだ。
 だから。「挑発」ではない。
 胸の奥底にいつも燃えているものがあって、それが「言葉」として表面にでるのだ。
 今は、「慰安婦」であったが、次はなにがでてくるか—橋下さん自身にも分かるまい。

 谷垣さんの言葉はまだいい。
 下村さんの言葉は筆者などを逆撫でする。
 えっと-- 海外では女性の人権問題と位置付けられている。  相当、国益にマイナスになっている
--と。
 だから。
 言われもない誹謗中傷をそのまま、黙って受けろ—という意味なのか。

 このあたりだな。
 こういう態度を橋下さんが一番嫌うのだ。
 いわば、「カチッ」とひっかかるのだ。

 こんなところで、上でいう「怨念」に火がついてしまうのだ。

 誹謗中傷を受けて、国益を損するから、黙っていろ—とでも言うのか。
 もっと、現政権を担う大臣として、言い方があろう。

 日本・日本人の名誉より、お金が・国益が大事か。
 安倍政権として、それが慰安婦騒動への真っ当な「対応」だと考えていいのか。