2013年5月17日金曜日

橋下発言を政府内から批判。


▲ふ~んと思った。
 政府のなんたら相が橋下さんの発言を批判しているのだが、筆者にはさっぱりその意味が理解できない。
 そもそも。
 じゃ、慰安婦とはなんだった--と思っているのか?

 慰安婦とは売春婦の別名だ。職業上の名称といってもよい。
 その女性個人が自らの意志で選択した「仕事」なのだ。
 それがなんで、「女性の人権が」なんたらになるのだ。

 まず、その部分の言い方がおかしいだろう。
 妙な方向へもっていくな。

 以下、新聞から抜粋。

 従軍慰安婦をめぐる維新の会の橋下代表の発言に対し、政府・与党から批判の声が上がった。
 森雅子男女共同参画担当相は記者会見で「慰安婦の問題は女性の人権を著しく侵害した問題であり、慰安婦であった方々を含め、女性の心情を傷つけるような発言は大変残念だ」と不快感を示した。

 公明党の井上幹事長も「女性の人格、人権を否定する看過し難い発言だ。深刻な反省をしてほしい」と厳しく批判。
 橋下氏が在沖縄米軍司令官に風俗業の利用を促したことも取り上げ、「米軍は当然そうだが、 自衛隊に対しても極めて侮辱的な発言だ」と非難した。


▲補足、感想など

 これがそもそも橋下さんの発言に対する批判か?
 何度も繰り返すが、慰安婦とは売春という「仕事」の上での「名称」だ。
 助産婦とか看護婦とかいうのと変わりはしない。

 今でこそ、売春は法律で禁止され、公然とはできないものだ。
 しかし、昭和30年前後までは、「仕事」として認められていたものではないか。
 自ら選んだ職業・仕事を一生懸命やっていた—ということではないか。

 これのどこが、「人格を否定」だの、「女性の人権を侵害」だのがでてくるんだ?
 それがおかしいだろう。
 世界では、売春を認める国家がある。
 例えば、オランダだっけか。「飾り窓の女達」は、人権を侵害されているのか。人格が否定されているのか。
 ばかばかしいことを言うな。

 筆者は、慰安婦という女性達を蔑視などしていない。
 遥々、南方の戦場近くまできて、兵隊達の相手をすることは大変だったろうが、言葉の分かる女性達に相手にしてもらえることは男にとって心安らぐ。
 そのことが、日本軍兵士の戦場近くでの強姦事件を減少させることにもなったろし、性的なトラブルの発生も防げたのだと思う。
 今、写真に残っているような明るい笑顔の女性達ではないか。兵士達も、どれだけ心慰められたであろうか。

 何度でもいいたい。
 慰安婦とは、職業上の名称だ。
 遥々、戦場近くまで来てくれた日本及び朝鮮の女性達なのだ。
 彼女達は、自ら選択した「仕事」を一生懸命にやっていただけだ。
 このどこに、記事にある「女性の人権を侵害」したの、「人格を否定」したの—があるのか。

 むしろ、そういう言い方をする人間こそが、当時、慰安婦という仕事を選択した女性達を侮蔑しているのではないのか。
 もっともらしい言い方を簡単にするものでない。