2013年5月21日火曜日

維新放逐が堺市民のためになるのか。


現堺市長のスローガンをみてびっくりした。
 維新がとうたら—なんて。
 維新なんて、そもそも、堺市にとってどういう意味があるのか。

 堺市長ならば、堺の未来を切り開くためには「こうすべきだ」という構想をのべることの方が先であろう。
 なにが、維新が--。なにが放逐が--なのか。

 核心を見失うな。
 なにが一番大切なことなのか。
 指導者はどうあるべきなのか。

 以下、新聞から抜粋。

 堺市の竹山修身市長は、自民党大阪府連の政治資金パーティーであいさつし、日本維新の会が大阪を専横しているとして、 「参院選では維新を大阪から放逐する戦いをしなければならない」と述べた。
 また、維新が進める大阪都構想について「大阪を分割するようなことはあってはならない」と参加反対の姿勢を強調。
 詰めかけた支持者に、 今秋の堺市長選での支持を訴えた。

 一方、大阪維新の会は堺市内のホテルで政治資金パーティーを開催。
 代表の橋下徹大阪市長らが出席した。
 幹事長の松井一郎大阪府知事は支持者を前に「参院選は厳しい戦いになるが、維新の挑戦を加速させたい」と表明。
 堺市長選については「都構想の議論に参加できる市長を選んでほしい」と支援を呼びかけた。

▲補足、感想など

 だから。
 --大阪都構想について「大阪を分割するようなことはあってはならない---って。
 ふ~ん、それは、それでいいさ。

 じゃ、この竹山市長は現状のままでいい—と考えているのか。または、大阪都構想とは別の竹山氏による「構想」をもっているのか。
 大事なことはその部分だろう。

 他者を攻撃するのは簡単だ。
 ならば、自分に「対案」があるのか。いや、現状ばベストだ—という考えならそれでいい。
 そう言えばいいことだ。

 堺市民が聞きたいのは、「他者への攻撃」ではない。維新がどうたら--でもない。
 竹山市長がどういう構想をもっているのか。ないしは現状をベストと考えているのか—という点だ。