2013年5月15日水曜日

拉致問題は、日本と北朝鮮との間の問題だ。


▲内閣参与の飯島参与が電撃的に北朝鮮を訪問した。
 それについて、韓国などが寝耳に水とかのコメントをしている。

 しかし。
 拉致問題は、日本と北朝鮮との間の問題だ。
 また、どこまで「譲歩?」するかは、予め、アメリカと打ち合わせ済みだ。
 韓国に連絡すると話がややこしくなる—と最初から外したのであろう。あぁ、韓国も日本外しに忙しかったな。

 まぁ、交渉するものとしては当然というか妥当な判断だと思える。
 北朝鮮の顔は、アメリカを向いているだけだ。
 アメリカと日本との間で協議済みであれば、とやかく言われる筋合いはあるまい。

 以下、新聞から抜粋。

 安倍内閣の飯島勲内閣官房参与が14日、空路で北朝鮮の平壌を訪問した。
 日本政府は訪朝を韓国側に事前連絡をしておらず、韓国は日本が独自行動をとる可能性があるとし て神経をとがらせている。

 韓国政府は北朝鮮の非核化に向け、日本を外した米中韓3カ国による連携強化を図ろうとしていた。
 韓国メディアは、このような中で日本が電撃的に訪朝したと伝えた。
 韓国の政府関係者は「日本の外務相も、韓国政府も知らなかった」とし、 訪朝が極秘に進められたことを明らかにした。

 しかし、一部からは最近の日韓関係の悪化により、日本が事前に知らせなかった可能性があるとの 声もあるという。
 訪韓中のグリン・デービース米政府特別代表(北朝鮮担当)は同日、イム・ソンナム外交省朝鮮 半島平和交渉本部長との会談後、記者から飯島氏の訪朝について質問されると「聞いていない」と回答。

 米国側も訪朝を把握していなかったとみられている。
 韓国政府は、今回の訪朝で中断していた拉致問題が話し合われるとの見方を示した。

 韓国メディアは、政府内では北朝鮮の非核化に向けて国際的な連携を強めようとしており、 安倍政権の拉致問題解決に向けた動きにより米韓間の連携が弱まる可能性があると憂慮する声があると伝えた。


▲補足、感想など
 まぁ、韓国外しの意図がないといえばウソだろうな。
 しかし、冒頭でふれたように、拉致問題は日本と北朝鮮との二国間の問題だ。
 アメリカとはどうしても、事前に協議が必要であったが、他は関係はあるまい。
 聞いていない--と担当者がコメント。安倍さんはもっと上-オバマさんあたりとの協議かもしれないな。 

 日本としては、安倍政権の間に拉致問題を解決したい。
 だから。
 声を掛けて、振り向きやすいタイミングに声をかけたか、掛けられたかであろう。
 
 いま、北朝鮮は完全に行き詰ったいる。
 だからこそ、協議にも応じたのであろう。

 今度の金正恩第一書記には、過去のしがらみなど、どこかで切ってしまいたかろう。
 アメリカを脅したが、アメリカには見向きもされなかった。
 そこで。
 日本との協議で風穴があくなら、協議してもいい—という感じとなったのだろう。

 安倍さんは、これに関してはノーコメントと繰り返している。このノーコメントという言葉にどこか強気というか明るさを感ずるな。

 まぁ、様子見ではあるが、北朝鮮のへばり具合を考えると、どこかで急展開ということもあるのかもしれないな。<日本からの美味しい話に飛びついて--てな話だが>