2017年12月17日日曜日

日本のアニメは、イノベーションがなく停滞していると人食い中国人

なんたら、人食い中国人が言っている。
 どうせ、英国の産業革命に200年も遅れる大ノロマ頭脳、識字率30%で国民の大部分が無学文盲、漢字に圧し潰された民族の言っていることだ。タカがしれている。

 まず、なにを言っているか、新聞から抜粋。

 統計によると、現在、世界で放送されているアニメ作品の6割が日本のもので、欧州ではその比率がさらに上がって8割以上になる。
 日本でアニメ・漫画は三番目に大きな産業となっており、国民総生産(GDP)に占める割合は10%に達する。

 秋葉原にある有名な中古のアニメ・漫画関連商品を販売するショップでは、様々なフィギュアやおもちゃが並んでいる。
 スタッフによると、「毎日、中国のアニメ・漫画ファン100人以上が来店し、書籍やアニメ・漫画関連商品を買っていく」と。
 日本のアニメ・漫画にとって、中国は最大のお得意様だ。
 中国国家統計局の統計によると、2015年、中国における日本からのアニメ・漫画関連の輸入総額は全体の85.64%を占めた。14年は76.02%だった。

 日本のアニメ・漫画は、中国市場進出拡大のペースを加速させ続けている。
 新海誠監督のアニメーション映画「君の名は。」は昨年末、中国で公開され興行収入が57600万元(約979200万円)に達した。
 また、アニメーション映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」が、中国で封切られ、初日の興行収入が2000万元(約34000万円)と、その日の興行収入ランキング2位に入った。
 中国青年アニメーター訪日団のメンバーである貴州民族大学の教師は「日本のアニメ・漫画業界は成熟しており、一連の産業は互いに補完し合う関係にある。 しかし、隠れたリスクによる弊害が生じる可能性がある。 それは、日本の成熟したアニメ・漫画産業がインターネット時代の逆風を受ける可能性。
 なぜなら、成熟しているため、アニメ・漫画作品のコンテンツがパターン化し、その型を破るのは難しいため。20年前の日本のアニメ・漫画作品を振り返ると、ほとんどが『名作』と言えるのに対して、今の作品のコンテンツや精度は当時には到底及ばない」と。

■中国アニメ・漫画は日本のスタイルをコピーしないように
 中国でも近年、「西遊記之大聖帰来」や「大護法」「大魚海棠」などの大ヒットアニメ作品が登場し、製作のレベルも高く、興行収入も伸びた。
 代表団のメンバーは、「インターネットの発展により、中国では、ネット漫画の作者、アクティブなアニメ・漫画プラットフォーム、おもしろい作品などがたくさん登場。しかし、同時に課題もたくさん見つかり、中国の業界関係者は今も模索を続けている」との見方を示した。

 代表団のメンバーである貴州師範大学の教師は、「私たちも日本の漫画の影響を受けた漫画家。作品の作風は日本のアニメや漫画の影響を受けている。日本は主に紙の本と関連商品で利益を上げている。その一方で、中国の図書市場は縮小の一途をたどっている」と分析。
 また、tさんは、「今はインターネット時代に突入し、一部の漫画プラットフォームが台頭して、多くの漫画家に肥沃な土壌を提供している。
 また、作者は生き残ることができるだけの原稿料を得たり、アニメーション作品の映画化、アニメのリメイク版の製作に携わったりすることもできるようになっている。
 これは、市場の規則が整備されていることの表れ」と。

 iさんは、「中国の漫画の発展は、日本のスタイルをコピーしてはいけない。中国独自の道を歩むべき」と指摘。sさんは、「製作産業がグローバル化するにつれ、日本の優位性にも限りが出始め、近年は中国でも希望が見える優秀な作品が登場している。
 今後、少なくともアジアでは、日本にとって逆風となるはず。産業的には、日本の発展はすでにピークに達している。優位性を誇り、先頭を走るという立場は少しずつ低くなり、中国との競争が熾烈になるだろう。
 中国が産業マネジメントの方法をしっかりと把握することができれば、その構図の形成に拍車がかかるだろう」と予測した。

補足、感想など

 マネジメントの方法ねぇ。
 こういう話を聞くと、「大学に文学部という学部をたくさん作れば、きっと優秀な作家が生まれる筈」てな感じの話を聞いているようだ。
 残念ながら、才能というものは、文学部を増設したからといって、出現しない。
 
 また、どこに上掲の中国人の記事を読んでいて違和感を感じるのかな。
 核心は、文化というものは、基本的にローカルなものだ—ということだろう。
 日本のアニメなんて、1960年代からあった。(いや、戦前からあったのだが、テレビの普及した頃から本格的になった)
 日本人が勝手につくって、自分達だけで勝手に楽しんでいたのだ。
 1990年代頃かなぁ。ドラゴンボールがヨーロッパで人気で—なんてニュースをみて、へぇそんなことがあるのか--と思ったものだ。

 つまり、日本の漫画、アニメって、外国のことなど、これっぽっちも考えて作ってはいない。
 戦後、漫画には手塚治虫という天才が出現し、アニメでは宮崎駿という天才がたまたま出現して、そのレベルが一挙に高まっただけだ。
 まぁ、ついでにいうならば、日本人の漫画家とか、アニメを作る人間は、中国人が読者にいるなんて、これっぽっちも気にはしていない。どうでもいい。

 だから。
 中国人は、中国人に支持されるマンガ、アニメを作ればいい。中国人が勝手に作って、勝手に自分達だけ楽しむ物を作ればいいだけ。
 もしかしたら、そのうち、中国版手塚治虫、中国版宮﨑駿という天才が出現するかしれない。

 日本人は、上でもふれたように、日本人好みのアニメ、マンガを作り続けていくだけだ。
 中国人の批判? なんぞ、知ったことではない。どうでもいいし、そもそも、核心がずれていて、批判にもなっていないと思うが。