2017年12月9日土曜日

戦争勃発は不可避と北朝鮮

戦争勃発ねぇ。
 アメリカは、2000発の巡航ミサイルを同時に発射することができる。監視衛星で、10センチ程度までの北朝鮮のものを見分けることができる。
 そんな状況下でか。

 そもそも、戦闘ですらあるまい。
 それこそ、数時間で終わってしまうのだ。

 だから。
 アメリカは戦闘をするつもりはないのだ。
 北朝鮮の金委員長へスイスかロシアに亡命しろ—と暗にほのめかしているのだ。
 来年2月末までに「亡命を決心しろ」と示唆しているのだ。

 いま、アメリカは、「言葉」で「金委員長の頭に銃を突きつけて、決断すること」をうながしている。
 ただ、その内、「言葉」が「本物の銃」になってしまう—ということだ。

 以下、新聞から抜粋。

 20171208
 北朝鮮外務省が声明「戦争勃発は不可避、問題はいつ起きるかだ」

 北朝鮮外務省は、米国と韓国による大規模な合同軍事演習や、先制攻撃をほのめかす米当局者らの発言を受けて朝鮮半島での戦争勃発が不可避になったと警告した。
 外務省報道官の声明を北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。

 報道官は、「残る問題は、いつ戦争が起きるかだ」とした。戦争を望んではいないがそこから逃げるつもりもないと述べたうえで、「米国がわれわれの忍耐力について見込み違いをし、核戦争の導火線に火をつければ、われわれの強力な核能力によって米国は高い代価を払うことになる」と威嚇した。

補足、感想など

 どうも、北朝鮮人という民族も、合理性なんてクソクラエと思っている訳か。
 アメリカの「核先制攻撃も辞さず」という言葉の意味を理解していないな。
 来年2月末日までには、確実に「金委員長の頭に銃をつきつけて、亡命の決断をさせる」という意味なのだ。

 これから、あらゆるものが、「金委員長の亡命&新北朝鮮の出発」という目的に向かって、タイムスケジュールとして進行していこう。

 金委員長が亡命した後は、ロシアか中国が後ろ盾となり、金正男氏の遺児を新委員長として、新北朝鮮として出発することになろう。

★追記
 中国が北朝鮮からの難民を収容する施設の準備したとかの記事があった。
 --ここから--

 2017年12月09日
 【中央日報】「中国、北朝鮮国境地域に難民村建設」文書流出

 北朝鮮と中国の国境地域に朝鮮半島戦争勃発に備えて難民収容所を建設するという内容が入った中国側の文書が流出したと、米国の自由アジア放送(RFA)が報じた。  
 文書によると、北朝鮮との国境付近にある中国吉林省白山市長白県政府が戦争勃発に備えて5カ所の北朝鮮難民収容所を建設する計画を立てたことが明らかになった。
 チャイナモバイル長白支社の内部文書は中国インターネット上に流出したが、現在、中国内ではすべて削除された状態だ。  

  文書には「北朝鮮国境情勢の緊張で長白県党委員会と現政権が長白県の5カ所に難民収容所を設置することを立案した」「長白支社は収容所通信保障作業の責任を負った」「円滑な通信を保障するため、今月2日に長白支社代表がチームを率いて収容所の場所に対する通信測量作業を行った」などの内容があった。  
  文書は具体的な北朝鮮難民収容所の位置も明らかにした。
 文書は「信号測定の結果、長白沿江収容所、長白十八道溝収容所は信号が届かず正常な通信保障方法がない。長白鶏冠リツ子収容所は信号が比較的弱かった」とし、該当地域の中継所設置を建議する内容を含めた。長白県は北朝鮮との国境線が約260キロにわたり、難民収容所の最適地と見なされている地域。  


  RFAは「長白県は難民村建設計画を否認していて、現在、文書流出の経緯を追跡している」と伝えた。 

 --ここまで--
 周辺国家は、それぞれに紛争とか難民に対する準備をしているということだろう。
 金委員長の頭に「銃をつきつける」には、ちょいと、トラブルがあるかもしれないしなぁ。