2017年12月20日水曜日

フランスは、死刑という刑罰に反対していますと

▲フランス国内でなにをいってもいいさ。
 しかし、日本に向かって言うなら、それは内政干渉というものであろう。

 犯罪者には、生きて存在すべきではない—という人間がいる。
 それには死刑という形で、罰則を与えるしかない。

 事実、日本では80%程度が死刑の存続に賛成している。
 筆者も死刑の存続に賛成だ。
 ちょいと、そのあたりの記事をみてみよう。

 --ここから--

 死刑制度は世界的にみて少数派のようですが、日本ではどのような認識を持たれているのでしょうか。
 リサーチパネルが29334人を対象に行った「死刑制度について、あなたの意見は?」によると、以下のような結果となった。

・賛成:85.2
・反対:14.8

 さらに各回答に寄せられたコメントを見てみますと、死刑賛成派からは、
 「凶悪犯を生かしておくのは税金の無駄」「大切な人の命を身勝手な事で殺傷すれば死刑をもって償うのは当たり前」「判決でたらすぐに執行されればいいのに」
といった声が上がる一方、

 「反対」と答えた人のコメントは、
 「死刑にしたからと言って犯罪がなくなるわけではないと思います」「人の手で、人の命を奪うのは『殺人』と同じ」「冤罪などを考えると慎重な判決が必要だと思う」
 など、終身刑の設置を望む声、冤罪を危惧する声が寄せられているようです。

 ただし、「反対」の中には、
 「死んで終わりだなんて罪が軽すぎる」「もっとむごい刑に処せられても良いと思う」「死んでお詫びを?ふざけてる。死んだらそこで終わりなんだから。詫びても詫びても後悔しても許してもらえない地獄を味わってほしい」
 といった死刑以上の罰を望む人が少なからず含まれているようで、日本国民の死刑肯定率はかなり高いと言えます。

 --ここまで--

 まぁ、日本人の感覚は、こんなものだろう。

 先日、死刑の執行があった。
 これに対して、フランス政府がうんぬんと。

 --ここから--
「日本人死刑囚2人の刑が今日執行されました。フランスは世界中の至る所で、死刑という非人道的で犯罪抑止効果がない刑罰に反対しています」ローラン・ピックフランス駐日大使

 --ここまで--

 フランスから、なにを言われようと、日本人の意向というか、姿勢に変化はあるまい。
 なんせ、責任を取る方法が江戸時代は切腹だったのだからなぁ。