2015年7月6日月曜日

ギリシャって、いったいなにに勝利したんだ?

▲不思議な国民だな。
 いや、世界にはこんなアホ国家・アホ民族があるのだな—と思った。
 韓国と同程度の、上から下までみんなアホの衆愚政治国家ということだろう。

 核心はたった一つなのだ。
 「貧乏人はムギを食え」ということ。
 能力の乏しい人間は、ステーキを食べるな—ということだ。

 こんなことを言うと差別主義者とかなるのか。
 そんことがあるものか。

 ムギを食べる貧乏がいやなら、せっせと働け—と言っているのにすぎない。

 ギリシャがどう思おうが、ドイツなどがいつまでも「貧乏人からたからせてはくれない」。
 で。
 ギリシャは、ユーロを廃止して、ドラクマという独自通貨を使用せざるをえない。
 同然、ドラクマは暴落というか、極端に切り下がったものとなる。
 日本が戦後1円=360円から出発したと同じことになる。

 外国からものは買えないとしても、輸出はしやすくなるし、外国からの観光客は安さを目当てに、増加するだろう。
 こうして、ボチボチ、経済が立ち直ってくるのだ。

 どんな国家でも通過してきた試練なのだ。
 いつまでも、金持ちにたかろう—というさもしい根性がいやだな。ギリシャという国家は。

 以下、新聞から抜粋。

 ギリシャ国民投票 チプラス首相が勝利宣言

 ギリシャで、財政緊縮策の受け入れを 争点に行われた国民投票は、緊縮策への反対が61%と多数を占め、テレビで演説した チプラス首相は「民主主義が勝利した」と述べ、勝利を宣言しました。

 投票が行われたギリシャの国民投票は、EUなどが金融支援の条件としている 財政緊縮策を受け入れるかどうかを問うもので、投票は日本時間の6日午前1時に 締め切られ、現在、各地で開票作業が続いています。

 ギリシャで選挙を管理する内務省の発表によりますと、開票率は85.2%で、財政緊縮策の受け入れに「反対」が61.54%、「賛成」が 38.46%と、反対が多数を占めています。


補足、感想など

 どこの世界でも、簡単にだまされる人間が多いのだな。
 先日、大阪市での大阪都構想の是非を問う、投票のようだ。

 要するに、核心が理解できていないのだ。
 なんのことだ?と分からないまま、投票をしているのだ。

 冒頭で「貧乏人はムギを食え」といった。
 それは、「貧乏人はムギを食べるしか選択肢がないのだ」--ということだ。
 「能力の乏しい民族は、ムギを食べるしか選択肢がないのだ」--と言い換えてもいい。

 それは、今はムギしか食べれないが、頑張って働いてパンでもコメでも食べるぞ—という意味と解すべきであろう。

 元に戻って。
 このギリシャ首相のいい様(ざま)はどうであろうか。
 自らが・自らの民族が、「タカリ民族」であることが誇らしいのか。「タカリ国家」であることが自慢なのか。

 民族としての「矜持」をかけた争いだと思うがな。