▲このブログで何度もとりあげた。
日中間での1945年までの戦時賠償問題は、完全に解決済みだ。
すると、今度の三菱マテリアルの和解の上での補償って、この日中間での戦時賠償問題は完全に解決済みという約束を、なし崩しにするものではないのか。
日本政府として、これを容認しているか--。
以下、新聞から抜粋。
第二次大戦中、日本で労働を強いられたとして賠償を求めていた中国人元労働者に対し、三菱マテリアル(旧三菱鉱業)が謝罪と金銭支払いなどで和解した。
理解できないのは「民間の問題」として、これを容認するかのような日本政府の対応である。
戦後補償問題は、個人補償を含め法的に解決済みだ。この原則を崩してはならない。
三菱マテリアルが元労働者の代表と交わした和解内容は、「痛切なる反省」を表明し、1人当たり10万元(約170万円)を支払うほか、日本国内での記念碑建立(1億円)や行方不明被害者の調査費(2億円)を含む。
同社関連で3700人以上が働いていたとされ、全員が賠償を受ければ総額60億~70億円になるという。
しかし、戦後補償問題は、昭和47(1972)年の日中共同声明で中国政府が「日本国に対する戦争賠償の請求を放棄する」とし、解決を明確にしたことを忘れてはならない。
中国人元労働者らが日本の裁判所に起こした訴訟で、最高裁は平成19年、日中共同声明が、個人の請求権を含め放棄することを定めたサンフランシスコ平和条約の枠組みに沿ったものであることを判示し、訴えを退けている。
終戦で日本は当時の国家予算をはるかに超える中国にあった在外資産を放棄した。
戦後、多額の政府開発援助(ODA)を中国に行ってきた経緯もある。
そうした戦後処理の枠組みの中で、過去に中国の裁判所は元労働者らから戦後賠償を求めた訴訟が起こされても受理しなかった。
だが一昨年、三菱マテリアルなど2社に賠償を求めた訴訟を北京市の裁判所が受理した。
中国の司法機関は実質的に共産党の指導下にあり、訴訟受理は賠償請求が容認されたとみられていた。
ほかにも中国で日本企業に戦後賠償を求める訴訟などが相次いでいる。
政府は戦後補償問題を「解決済み」とする一方で、今回の和解について菅義偉官房長官は「民間当事者間の問題として自主的に相談して解決されたことだ」としている。
だが企業に判断を委ねていい問題なのか。
「解決済み」の原則を崩し、根拠のない請求に応じれば、さらなる不当な要求を招くばかりだ。
国際合意を損ねることには断固たる拒否を明確にすべきだ。
産経新聞 2016.6.5
▲補足、感想など
だから。
媚中派の自民党議員—多分、高村さんを首魁とする、中国への友好議員連盟の国会議員達が、暗躍しているのだ。
戦時賠償問題が解決済みという約束を、中国人からの謀略によって自民党の高村さん外、日中友好議員連盟の国会議員達が、1回2千万円のお車代で丸め込まれて、三菱マテリアル、菅官房長官などを説得して、「戦時賠償問題は既に解決済みという約束を骨抜き」にしようとしているのだ。
これは、もう、安倍さんが決断すべき問題だ。
高村さんが反対するなら、高村さんを切れ。
日中友好議員連盟の議員達が反対するなら、議員連盟の議員達を切ってしまえ。
それが出来ないなら、満州に残してきた日本人の財産について、補償を要求せよ。
また、爆弾処理の事業などやめてしまえ。また、対中国のodaもやめてしまえ。
最後にこういう自分のぼっぼに入るお金のことだけを考え、日本国としての損害などなんともおもわない、日中友好議員連盟の議員達をご紹介しよう。
ぜひ、名前を覚えてほしい。次の選挙の際には、十分に考えて頂きたい。
自由民主党
高村正彦さん、鶴保庸介さん、西村明宏さん、橋本岳さん、平井卓也さん、甘利明さん、松島みどりさん、後藤田正純さん、西村康稔さん、井上信治さん、愛知治郎さん、今津寛さん、大塚拓さん、鈴木馨祐さん、逢沢一郎さん、平将明さん、菅原一秀さん、左藤章さん