▲羨ましい—か。
中国人の悲哀ではある。
1960年代半ばから約10年続いた文化大革命でなにもかも、それこそきれいさっぱり、文化人・教師達、職人達4500万人も殺害し、名刹というか国宝級の寺院などを徹底的に破壊し、曜変天目茶碗のような国宝級の焼き物まで尽くを破壊した。
中国と言う国土はこれにより、ものも文化もない荒涼たる荒野と化した。
中国人が羨ましいと語る対象は、日本人が和服を着るという習慣である。
なにか機会があると日本人は和服を着る—その様を羨ましいと言っているのだ。
当然、中国にも漢服という伝統的な衣服があり、少数民族にもあったろう。
そんなものさえも文化大革命で潰してしまったのだろうな。
以下、新聞から抜粋。
2016年6月4日、中国のサイト・今日頭条が、日本の七五三について紹介する記事を掲載。
記事は、日本では子供が3歳、5歳、7歳になると伝統的な着物を着て親に連れられて神社へ行き、
健康な成長を祈願する習慣があると紹介。
記事では着物を着た子供たちの写真をたくさん紹介した。
これを見た中国のネットユーザーからコメントが寄せられた。
「うらやましくて嫉ましい」
「日本は伝統文化が消失していないんだな」
「子供が古代の服を着るのはまさに伝統的な美だ」
「俺たちの漢服もこんな風に伝承されていればよかったのに」
「和服は唐の時代の服装を模倣したものだ。清の時代よりも美しいと言わざるを得ない」
「中国の街で漢服を着て歩いたらみんなから笑われる。これは国の悲哀であり民の不幸だ」
「中国で古代の服装をしていたらドラマの撮影だと思われるだけ」
「俺は子供が出来たら子供に漢服を着させようと思う」
「民族衣装はやっぱりいいよね。いつになったら漢服が復活するんだろう」
「中国を見てみろ。伝統的な文化はきれいさっぱりなくなっている」
「中国はいったいどれだけの貴重な宝物を捨ててきてしまったのだろう」
「韓国人はチマチョゴリを着ることを誇りとし、日本人は和服を着ることを誇りとする。
でも中国人には誇りとなる資源がない」
▲補足、感想など
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中国はいったいどれだけの貴重な宝物を捨ててきてしまったのだろう—そのとおりだろうな。
文化も漢服も捨ててしまった。
そして、礼儀さえも--
--ここから--
最新の情報によると、6月4日午後に行われた中日二国間会議の際、中国側の代表が日本代表に遅れて入場したのは、日本に対して一種の強硬さを示したことを排除しないと表明した。
しかも今回の二国間協議は日本が再三”シャングリラ会合”の期間中に行うことを提案し、中国側が最終的に会談の目的が中国側の提案を日本の防衛大臣である中谷元に伝えるものとして同意。
代表団の孫建国は日本側に中谷元への伝言として、”歴史上中国はこれまで彼が言う’非難の的’などになったことはなく、特に近代は貧しく弱く後れていたため、列強の肉になった。
しかし中国は今日立ち上がった。
日本は侵略戦争を起こしたために非難の的になったが、我々はこのような歴史の再演は望まないし、また決して日本に再演させてもならない”と話した。
予定によると中日両国は、4日午後2時50分にシンガポールのシャングリラホテルで二国間会議を行うと定めていたが、思いがけないことに中国側の代表が入る前に日本側の三名の人員が会議室に入って中国側の代表を待った。
会場の外にいた日本の記者はこれに対してひそひそと話し、日本側の問い合わせに対し一人の中国側の人間が、中国の代表団は今部長クラスの昼食が終わったばかりだと答えた。
スタッフが日本側の代表に退場してもらって、中国側の代表団が入った後に改めて日本側に入場してもらうかどうか提案した。
日本側の代表がすでに会場に入っているのを知った孫建国はこれを否定し、歩きながら”来ていただいたからには落ち着いて貰おう”と話した。
このような有様は、事実上日本側の代表が会議室の入り口で中国側の代表の到着を待つ形をもたらす。
その後、双方は会議室の入り口に立って握手し、記者の撮影に応じた。
--ここまで--
中国人のやることの子供っぽいこと。
要するに、遅れてくることで自分が相手に対する優越性を示すと考えるのだ。
馬鹿だろう。
文化大革命というものは、こういう「人間としての最低限の礼儀」すらも捨ててしまったのだ。
中国人の未来は暗いだろうな。
それは、中国人が自ら選択したことだ。
自分自身でそのような未来を選んだのだ。