▲韓国政府しか、訴えるところはない—というのが正確な表現か。
日本とアメリカとの間での戦時賠償問題は解決済み。<1945年まで韓国人は、日本人であったから、これでアメリカへの請求権を失ったと解釈される>
次に、日本と韓国(いや、北朝鮮を含む朝鮮半島全体)との間での1945年までのアレコレ一切合切が完全に解決済みだ。
だから。
韓国人被爆者が、日本へ請求することもできない。
すると。
韓国人被爆者は、韓国政府にしか訴えるところはない—と結論づけられる。
以下、新聞から抜粋。
被爆者との抱擁の裏側で抗議のシュプレヒコールを上げる人がいた…韓国人被爆者も「謝罪しろ!」
オバマ米大統領が広島を訪問し、原爆被爆者と静かに抱擁を交わした歴史的一日となった5月27日、祝福ムードの中で「訪問反対」のシュプレヒコールをあげた人たちがいた。
原爆を投下した米国の現職大統領が慰霊碑に祈りを捧げに来るのに、反対する理由は何なのか? 彼らの主張に耳を傾けてみた。
「再び核兵器を使うに違いない」?
「オバマの広島訪問反対!」「被爆地を政治利用するな!」「皆さん、だまされないでください!」
「エセ平和団体!」
オバマ氏の訪問を控えた27日、原爆ドーム前で、反対デモ隊と歓迎する団体が“口撃”を繰り広げていた。
デモは「ヒロシマ大行動実行委員会」が主催。「全ての米軍基地を撤去せよ」と書かれたプラカードを持った男女が集合。
一方、対立したのは市民団体「行動する保守運動」。オバマ氏に歓迎の気持ちを示すために広島を訪れてた。
デモ隊は繁華街の中へ。「広島を戦争に利用するな」と呼びかけながら行進。
被爆したという広島市の女性は「オバマ大統領が来るのを、心待ちにしているのに、あんなことを言うなんて、日本人として恥ずかしい」と眉をひそめた。
どうしても「米帝」に反対したいのか
オバマ氏の訪問は被爆者団体などの要望で実現した。それなのになぜ訪問が戦争につながるのか。日米同盟の深化に反対しているようだ。
主催団体共同代表の大江厚子さん(60)は「オバマ大統領は本気で核廃絶する気はない。慰霊を済ませたことで『免罪符』を得たいだけだ」と。
さらにオバマ氏について「ポーズだけで核兵器の発射ボタンは握っている。覇権主義のアメリカ大統領である時点で信用できない」と。
では、訪問を熱望していた広島市民の思いはどうか。大江さんは「武力とカネで世界を制圧しようとする人たちに物申すことが必要だ」と語る。
覇権主義と資本主義のことだ。
それでも求める謝罪と賠償
27日、韓国人被爆者と被爆2世の計6人が、平和記念公園の韓国人原爆犠牲者慰霊碑で支援者ととも黙とうを捧げた。
その1人、沈さんは「オバマ大統領は韓国人原爆被害者の慰霊碑を訪れることを要求する」とのオバマ氏へ宛てた手紙を読み上げた。
沈さんは「韓国人原爆被害者への謝罪と賠償は当然な責務」と言及した。
最後は「オバマ大統領は謝罪しろ!賠償せよ!」と、全員でシュプレヒコールをあげた。
沈さんは本来、献花する予定だったという。だが、降り立った関西空港での入国手続きで「日本政府の妨害」にあい、訪問が叶わなかったのだという。
別室で聴取されたことや荷物検査を実施されたとした上で、「植民地支配下で与えられた、大変な侮辱を感じた」と憤る沈さん。
オバマ大統領への手紙を「平和的に渡したい」と話したが、主に警備上の理由から、直接接触することは難しかった。
▲補足、感想など
なにか、奇妙な記事だなぁ。
この記事、産経新聞なのだが、産経新聞に中にいるエベンキ族工作員記者が、論点をぼかしつつ、エベンキ族のオバマさんへの要求だけはしっかり書いた—そんな記事なのだろうな。
それにしても。
オバマさんが韓国人に不用意に会う訳がない。
リッパート駐韓大使のように、突然、刃物を取り出して切りつけられるのがオチだ。また、仮にも核の発射ボタンをいつも携帯している人間に簡単に接触できる訳があるまい。
冒頭でふれた。
韓国人被爆者と自称する人間が、対アメリカ、対日本 で謝罪の・賠償のと請求する手段はない。
対日本、対アメリカと賠償問題は、完全に解決済みだからだ。
だから。
韓国政府へ言えばいいこと。そこしかない。