▲なぜ、ウソをつくのか—か。
アホは騙(だま)しやすいから。
1960年代、中国の毛沢東も言っていた。
余り教育のある若者は扇動しづらい—と。
1960年代、文化大革命という現代版焚書坑儒を先導した紅衛兵という凶暴な若者を扇動したのは、彼らが教育も大して受けてしないアホだったからだ。
毛沢東の考え方と、韓国人の大人とは同じだろう。
騙(だま)すなら、アホほど都合がいい—ということだ。
以下、新聞から抜粋。
韓国では学校や社会を通じて行われる「反日教育」が、反日の傾向を助長していると指摘がある。
しかし最近では、「反日言説」に飽き飽きし、懐疑する若者が増えつつある。
ジャーナリストの崔碩栄氏が報告。
反日教育が行われている韓国だが、悲観的なことばかりではない。
最近は変化が起きている。
学校で習った歴史、マスコミが伝える話には間違い・嘘も含まれていることに気付き始めた若者が現れている。
そのような変化は彼らの「歴史評価」にも影響を与える。
例が金九(1876-1949)に対する評価の変化だ。
韓国で英雄とされている彼は若い時、朝鮮半島中部で日本人を殺害する事件を起こしている(1896年)。
韓国では、殺された日本人はスパイ活動をしていた軍人で、金九の殺人は正当な行動、つまり「義挙」だと教えてきた。そしてそれを疑う人はいなかった。
しかし、その評価が揺れている。
当時の裁判記録、調書などがインターネットの掲示板、ブログに紹介され、殺された日本人は実は商人であり、金九の行動は単に強盗殺人であったことが明らかになった。
その後の抗日闘争は評価するとしても、罪のない商人を殺し金を奪った若い時の行動については、問題があったという意見が広がる。
当初は金九を擁護するため反論する人たちもいたが、資料と証拠の前にその試みは頓挫し、若者たちは衝撃を受けた。
自分たちが見てきた偉人伝や情報が嘘だったことに気づいたからだ。
そして、その衝撃は「なぜ嘘をつくのか?」という疑問に変わり、懐疑と怒りに変化していく。
反日扇動にうんざりする若い世代が出現した。
▲補足、感想など
ふ~ん、韓国版戦後レジーム崩壊の兆しか。
あるかもしれないし、分からないなぁ。
なんせ、合理性・科学性より感情・情緒が重きをなす民族であるから。
記事にあるような動きがあったとしても、随分、ゆっくりだろうな。
まぁ、そんな動きもあるそうな—と聞き置くだけ---という対応が一番正しかろうな。