2017年5月19日金曜日

aiibに加入しないと日本は孤立するとホラ吹き・人食い中国人

人食い中国人のところも内所が苦しそうだ。つまるところ、お金がない—ということか。
 でもさ。
 中国って広いだろう。
 秘境チベットの奥地の奥地には、「金のなる木」がどっちゃり生えているのではないのか。
 金のなる木から、お金をもってくればいいじゃないか。

 以下、新聞から抜粋。

 2017517日、新京報は、米中関係が回復する中で日本がアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を迫られていると記事を掲載。
 安倍首相は、AIIB加入について「疑問が解消されれば前向きに考える」と発言。
 また、「一帯一路」サミットに出席した自民党の二階俊博幹事長も日本の早期加入に期待感を示している。

 記事は「日本がAIIB加入する日は近そうだ」とした上で、逆に加入を拒めば日本は世界から孤立すると指摘。
 「一帯一路サミットを経てAIIB加入国は77カ国に増え、日本主導のアジア開発銀行(ADB)を上回った。

 今のメディア注目度、未来の世界経済における役割、いずれにおいてもADBを超えている。
 そこにアジア第2の経済大国である日本が加わらない理由などあろうか」とした。
 記事によると、日本が恐れているのは米国による「頭越し外交」の再現。
 「5月のADB理事会では最大の出資国である米国が事務レベルの人物しか派遣せず、消極的な姿勢を見せた。
 トランプ大統領が環太平洋経済連携協定(TPP)撤退を表明し、TPPは事実上破棄状態になった。

 一方、米中首脳会談後に両国関係は急速に回復しており、一帯一路サミットに米国も代表団を派遣。
 米国のAIIB加入の可能性もこれまでになく高まっており、日本にプレッシャーを与えている。
 米国が加入すれば、先進7カ国(G7)で未加入なのは日本だけになる」と。

 その上で「アジア経済の発展はある国の独り舞台ではない。アジアの経済大国である日本はAIIBをゼロサムゲームとみなす必要はないのだ。
 日中両国の協力による第三者市場の開発には、巨大な潜在力と発展空間を秘めているのである」と。

補足、感想など

 さすがに、ホラ吹き・コケオドシ人食い中国人だけのことはある。
 口は巧みなものだな。

 えっと、これは麻生さんのコメントを繰り返すしかあるまい。
 麻生さん曰く。

 --ここから--

 海外相手にそれができるか。700億円が全部焦げ付き、お返しできるお金は300億円だけです、といわれらたら、間違いなく被害が出る。こっちは税金を預かっているわけだから」

 「ちゃんと審査やら、何やらは参加する国で決めましょうねと。
 どういう理事会の構成ですか、審査はどこで、誰がやるんですかと。
 最初から俺たちはこれしか言っていない。だから(中国側は)返事を下さいと。
 こっちが出した提案を聞かない限りは俺たちは答えようがない。
 何の返事もないなら、こっちもしようがないと言っているだけだ。

 --ここまで--

 どういう理事会の構成ですか。審査はどこで、誰がやるんですか?
 という問いに、中国人は答えることができないのだ。

 いや、アレは習近平国家主席が、適当に審査し、勝手に決めています—とは答えることができないということだ。

 だから。
 日本は、aiibに参加しない。

 また、日米が参加しないことで、aiibにどのような影響があるのか、記事でみておこう。

 --ここから--

 中国投資銀、日米不在で“2流格付け”濃厚 資金調達に重大欠陥
 2015.04.01
 中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の参加申請期限となる31日、 安倍首相は「焦って参加する必要はない」と述べ、参加表明を見送る方針。
 英独仏など欧州各国やロシア、オーストラリア、韓国を含む40カ国以上が参加を表明、慎重姿勢の日本と米国が孤立しているとの報道もあるが、実は困っているのは中国の方だ。

 日米不在のままでは資金調達に重大な欠陥を抱えたままのスタートとなり、中国が巨額損害を被る可能性があるというのだ。
 安倍首相は、 AIIBの創設メンバーとして加わるための申請期限だった3月末までの参加表明について「焦って参加する必要はない」と述べた。

 慎重姿勢の米国と歩調を合わせたことで、首相は「米は日本が信頼できる国だと分かっただろう」と述べた。
 麻生財務相もAIIB参加に「極めて慎重な立場を取らざるを得ない」と見送る方針を明らかに。
 麻生氏は日本が参加するための条件として「公平なガバナンス(統治)の確保や理事会による個別案件の承認」などを挙げ 現状では組織運営や融資の審査体制に不安が残るとの認識。

 岸田文雄外相も「中国側に問題提起してきたが、明確な説明がない」と明かした。
 一方、中国を訪問しているルー米財務長官は、首相らと会談。
 AIIB担当の楼継偉財政相が同席しており、意見を交わしたとみられる。

 AP通信によると、ルー氏は融資判断などで高い基準を確保するため、AIIBは既存の国際機関と連携すべきだと指摘。

 米国は中国の影響力拡大を警戒しAIIBに懸念を示しており、設立にあたってはアジア開発銀行(ADB)や世界銀行をはじめとした国際金融機関と連携するようクギを刺した。
 ルー氏は、公聴会でAIIBについて「米国が主導する多国間制度に挑んでいる」と警戒感を示した。

 AIIBへの参加国は40カ国を超えるとみられ、形式上は日米が主導し、67カ国・地域が加盟するADBに迫る陣容のようにもみえるが、中身は似て非なるものだ。
 AIIBは中国が資本の40~50%を出資し、本部が北京、中国人がトップを務めるとみられる。
 ADBは日本と米国の出資が10%台、総裁は日本人だが本部はフィリピンに置かれている。

 そして、最大の問題は「融資案件を理事会で決定するという国際標準の仕組みがないこと。
 通常の国際金融機関ではありえない」と指摘するのは、高橋洋一氏。
 「中国のトップが、ある国へのインフラ投資を政治判断したら、AIIBはプロジェクトの採算性など度外視して融資することになりかねない。焦って参加したら、不良債権を押しつけられるだけになる恐れもある。
 また、日本にとって不都合な融資が行われることもありうる。AIIBが北朝鮮に融資すると決めた場合、どうするのか

 AIIBがこのまま発足しても大きな弱点を抱えるという。それが格付けの問題だ。
 開発銀行では、債券を発行するなどして融資のための資金を調達する。
 ADBの格付けは最高位のトリプルAのため、低い利回りで資金を集められる。
 しかし、AIIBは事情が異なる。
 高橋氏は「日米の参加なしでは、AIIBはトリプルAを取得するのは難しく、融資案件でADBに勝てない。
 資金調達コストが高くなり、中国の持ち出し分が増えることになる」とみる。

 中国の資金も潤沢なようにみえて実はそうではない。
 週刊東洋経済元編集長の勝又壽良氏は警鐘を鳴らす。
 「中国は、3兆8000億ドル(約455兆円)もの外貨準備があるとされるが、2020年までに2兆ドル(約240兆円)もの外貨が流出すると予測されており 基盤はきわめて脆弱だ
 AIIB創設にあたり、日本の参加を執拗に求めたのも、大量の外貨流出リスクを、日本の加盟で補う戦略ではないか」

 日本も創設メンバーとしてAIIB参加を急ぐべきだとの論調もあったが、高橋氏は、日本は参加を焦る必要はないと語る。
 「中国の金融システムは金利の自由化すら終了していない途上国並みの未熟なもので、国際金融業務のノウハウもない。
 いずれアジアで実績のある日本に水面下では協力を求めてくるはずだ。
 その時点で、理事会が実質的に関与できるかどうかを見極めてから参加しても遅くはない」

 --ここまで--

 要するに、他人の褌(ふんどし)で相撲をとろう---というのが、人食い中国人のハラだということだ。
 冒頭でふれた。
 中国人は、チベットの秘境にあるという「金のなる木」を探しにいったらどうだろうか。