▲脅しに対する対応は人様々、民族様々であろう。
脅せば黙る人もいる。脅すことによって返って反発をくらい、窮地に陥る人もいる。
アメリカという国は、脅せば黙るという国ではない。
そのリスクの高さに返って、どうしても「排除せざるをえないか」と考える国家なのだ。
どうも、北朝鮮の金委員長という人はそのあたり、読み違えていないか。
以下、新聞から抜粋。
北朝鮮はメディアを通じて、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の立ち会いの下、
新型の中距離弾道ミサイルの発射実験に成功したと発表し、14日朝に日本海に向けて発射した弾道ミサイル1発と見られる。
これは北朝鮮の国営メディアが日本時間の15日午前6時半に伝えたもので、
それによりますと、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の立ち会いの下、
新型の中距離弾道ミサイルの発射実験が行われ、成功したということです。
そして、発射実験に立ち会ったキム委員長は「わが国に手を出したら、アメリカは史上最大の災いを免れない。
アメリカ本土と太平洋作戦地帯は、われわれの攻撃圏内に入っている」と述べ、アメリカを強くけん制した。
▲補足、感想など
上でもふれた。
どんな脅しでも、脅しにはならない。
アメリカのトランプ大統領の恐れていることは、アメリカへ原爆がicbmで届くということなのだ。
そのレベルを下げてくれ---と言っているだけだ。
それを、記事のごとく、攻撃圏に入るなどと「リスクの高さを強調してどうするのだ」。
トランプ大統領の手の上には、北朝鮮を攻撃する「全ての手段」が載っている。
それこそ、石油禁輸から銀行の口座の封鎖、直接排除まですべてがあるのだ。
直接排除は最後の最後であろうが、石油の禁輸—ロシアを巻き込んでの--だって、相当な効果であろう。
アメリカには脅しが効かない。
様々な手段で、包囲網を絞ってこよう。
その後は、もう------。