▲表題は、なんとなく「おかしみ」を感ずる。
これって一体なんだろう。
一つは、中国語という言語のもつ「不完全さ」、いや、ラフさとでもいうものだろう。
漢字オンリーでは、「細かいニュアンス」を伝えることができない。
他方、日本人は他者からの罵倒であっても、根がお人好しなものだから、罵倒語とは感じなくて、いいようにしか解釈しない。
そのチグハグさが、おかしみの核心部分だろう。
以下、新聞から抜粋。
2017年5月3日、環球網は中国人の日本に対する蔑称である「小日本」について、日本のネット上で「言われてもそれほど悔しくない」との議論が繰り広げられていると伝えた。
「小日本」「日本鬼子」は日本の軍国主義や侵略者に対する怒りと恨みに、日本人の背の低さや国土の小ささを含めた蔑称という。
そんな「小日本」「日本鬼子」について、日本の掲示板に「小日本!小日本!蔑称だけど言うほど悔しいか?」というスレッドが立った。
このスレッドに「何とも思わん」「日本人は大とか小とか気にしてない」「面積で言うなら実際狭いし」といったコメントが続出。
さらに「かわいい」「コンパクトって褒め言葉かと思ってた」「日本鬼子ってかっこいい」「強そう」などポジティブに捉える意見まで飛び出したことを伝えている。
この件について中国のネットユーザーは「彼らには度量があるということ」「心が強く自己卑下しないことこそ真の強さだ」「日本人の大きな長所は、己を知る賢さを持っていること」「われわれももっと寛容になるべきだと思う。口先の快感など何の役に立つのか」など、理解を示すコメントが寄せられた。
一方で「歴史が違えば、言葉の持つ意味も違う。自分で体験しなければこの意味は分からない」「中国人が寛容になるべき、って言う人の気が知れない」「日本人は恥知らずな民族だ」「言葉の意味を理解していない愚民ども」など、反発を示すユーザーも見られた。
▲補足、感想など
数年前か。
日本鬼子という名称で、「萌化」してしまえ—という動きがあって、日本鬼子という美少女画像がどっとインターネットにアップされた。
今でも、どっちゃりと画像がひっかかること。
つまり。
表題の例にならえば、中国人「日本鬼子!」、日本人「カワイイ」となってしまったということ。
このチグハグ感がたまらんなぁ。
まぁ、はっきり言って、人食い中国人から、どう罵倒されようと、日本人は気にしないよ。
もう、日中間での戦時賠償問題は完全に解決済みだし、19世紀から20世紀にかけて「直視するには惨めすぎる」歴史をもつコケオドシ・人食い民族からの日本人への「罵倒」なんて、自分達の惨め過ぎる歴史への鬱憤を、他者にぶっつけているとしか思えないからだ。
まぁ、お好きなだけ言ったら。人食い・コケオドシ中国人さん。