▲いや、韓国人の文章って長くて、その割には中身がない。
なにを言っているやら---という文章が多い。
この記事も、その類いかもな。
以下、韓国の新聞から抜粋。
光復(解放)と分断70年を回顧し、1991年に英国で起きた論争が思い浮かん
だ。
サッチャー首相は大英帝国が欧州の一部として吸収されることを屈辱に思い反対したが、首相をつとめたエドワード・ヒースは13%を超える失業率のもとで競争力のない英国が欧州連合(EU)に加入するのは国益のために当然だと主張。
結局、英国は92年に欧州通貨連合に加入しないという留保条項と共にマーストリヒト
条約に加入する。
国家のアイデンティティを守りバランスの取れた決定だと思う。
日本はバランス感覚において英国とは違う。
日本の人々は集中力が強い。
生涯同じ仕事を熱心にして、1つのことを掘り下げ職人になり、高い技術力を蓄積して後代へと継承する。
ノーベル賞も数多く受賞し富を蓄積して、暮らしよい豊かな国になった。
一方、日本人たちは片一方に傾く傾向が強い。
バランス感覚不足で誤った考えを修正する復原力も弱い。
また日本人は迷惑をかけることを嫌うが、遠交近攻をしたがり、それを野望と考える。
日本は経済的な一流国家としての自尊心とアイデンティティに対する執着が強い、
精神的・道徳的なアイデンティティの価値を低く評価している。
バランス感を失
って精神的な基礎が揺らぎながら、日本は植民地時代の韓国を残忍に蹂躪して第2次世界大戦時は人間としての尊厳と価値を踏みにじり、想像できないほど残酷で野蛮的な行動もはばからなかった。
日本人は個人的には立派で精神的に健全な人々が多い。
しかし日本では、さまざまな人が集まれば自分の意向をあまり示さない指向があり、社会の誤った方向を正す集団的知性や市民社会活動も微弱だ。
メディアの政府牽制や誤った社会現象に対する批判もそんなに強くない。国家社会の自浄機能が弱まる。
日本は多分に二重的だ。
古代日本は百済など朝鮮半島から多くを学んだ。
その
後壬辰倭乱(文禄・慶長の役)を起こした。
明治維新以降、西欧文明を受け入れて
国力が伸張すると満州事変、日中戦争に続き真珠湾を攻撃して太平洋戦争を起こした。
敗戦後、過去70年間にも日本は似たような3つの失策を犯した。
最初は周辺国と和解して道徳的・倫理的価値を蓄積する機会を捨てたことだ。
被害国に対する謝罪の気持ちの代わりにお金で間に合わせようとした。
彼らの経済援助によって東アジ
ア諸国が豊かになったと片づけながら、過去の歴史に対する巧妙な論理開発に重点を置いて自己矛盾に陥っている。
2番目は東アジア外国為替危機の時の日本の身の振り方に関することだ。
日本は東アジアで富を蓄積した。
しかし97年タイで東アジア金融危機が初めて発生して韓国まで火が広が
った時、日本は中途半端に、そして米国の後ろに隠れて守備的にのみ対応した。
東アジアは日本
のそっけない姿を目撃した。
3番目は改革・開放以後の中国の扱いに失敗したことだ。
中国を未開で危険な国と考えて敬遠視したが、中国の膨張を見ながら中国への恐怖心と共に抵抗感も生まれた。
米国に従って
アジアインフラ投資銀行(AIIB)への加入を拒否した。
中国は勝者のパーティーにひたり、日本は
内心後悔している。
中国は一層自由になった。
中国を多国フレームにまとめて牽制することに失敗
したのだ。
以上のケースで見るように、日本は偏見の中で、すまないと思う術も知らずにバラ
ンス感と羞恥心まで弱くなってしまったのではないのか。
精神的な後進国症候群に陥る感
じだ。
したがって今、日本に最も課題は20年余りの長期停滞から抜け出すことよりも精神世界
の健全さとバランス感覚を回復することだ。
結局は精神世界が経済も支配するためだ。
かつて日本のリーダーは国内に困難が生じれば外敵を作って国民をそちら側へと追いやった。
日本人たちはリーダーにバランス感覚なしに誤った戦争にともに没頭した。
今の
安倍政権もこれと似たような方向へ向かう雰囲気だ。
今回は日本国民が過ちを正すバランスのおも
り役を果たすことを期待する。
そして日本が強い国(Able men)を超えて品格ある良い国(Good men)、
国際社会で道徳的に自由な国(Free men)になることを願う。
今や韓国が独立を完成するには、国力を持続的に伸ばして国論を1つに結集し、名分と道徳的優位に立って堂々としながら大乗的な姿勢で日本に対応することだ。
上位の中堅国家らしく冷徹で賢明な振る舞いで能力と品格ある一流国家にならなければならない。
それが日本を克服する道だ。
韓日関係は新たな未来へと向かっている。
両国の未来世代はどんな精神的遺産を礎に共に会
わなければならないだろうか。
次の50年は、両国関係が微分的な利己心に揺らがずに積分的な
拡大バランスに深化したら良いだろう。
チョン・ドクグNEAR財団理事長
▲補足、感想など
まぁ、何を言っているやら—という文章ではある。
戦後の3つの失策って。
あ、韓国とは、1965年の日韓基本条約で1945年までのアレコレ一切合財が完全に解決済みだ。つまり、これで謝罪も賠償も完全に済んだのだ。
このことが、どうたら言うなら、それは「条約」という意味を韓国人が理解できないからだ。
日本人が悪いのではなくて、韓国人が非常識なのだ。
い、1997年のアジアでの為替危機のとき、日本は韓国の面倒をみた。
それに対して、韓国は日本に対してなにを言ったか--。
ちょいと、古い記事を見直そうか。
--ここから--
■1997年、アジア危機で崩壊寸前の韓国を日本が救済 → アジア通貨危機当時、韓国は世界から多額の資金を借りていました。
日本は自国にも危機が波及していたにもかかわらず、韓国の資金返済を楽にしてあげるよう日本の金融機関のみならず欧米をも説得して妥協させました。
日本が奔走していなければ、韓国は当時もっと悲惨な破綻状態に陥っていたと考えられます。
■アジア通貨危機での韓国の発言
『国連の援助は助けになったが日本の援助は役にたたなかった』(国連総会の席での韓国代表の発言)
『IMFショックを引き起こしたのは日本の金融機関が資金を引き上げたせい』(金泳三)
『IMF当時、日本が協力的でなかったという見解がある』(朝鮮日報)
1997年通貨危機に際し、金泳三大統領が、今回の危機は日本の金融機関が資金を引き揚げたためで、責任は日本にあって韓国にはないと言い切った。
ところが金大中大統領が、前政権の責任を追及するため、資料を調べたら、日本責任論が否定された。
日本の金融界は通貨危機を引き起こすどころか、外資の中で最後まで韓国を助けていたという事実が明らかになった。
しかし、真実が分かっても、韓国人には金泳三のデタラメな日本責任論だけが残った。
そしてまた『韓国が厳しい時、日本が最も遅く外貨融通…出し惜しみをしてるのだろう。日本はふがいない』(尹企画財政部長官)
※恩知らずで学習能力も無く恩を仇で返すふがいない民族(乞食)を助けても無駄である。
--ここまで--
う、aiibの件か。
これに日本が参加しなかった理由は簡単だ。
麻生さんがコメントしているので、それを転記。
--ここから--
--日本が参加した場合、AIIB設立当初の出資金は最低でも1000億円と試算されている
「AIIB参加国は最終的にいくつになるのか知らないが、出資額の総額も中身もわからないので、今の段階で考えているわけではない。
やることは1つ。お金を貸すというのは、返ってこないお金は貸せない。
返ってこないお金はやるっていうんだからね」
「(インフラ整備の)ニーズがあるというのはわかる。米国が世界銀行、日本がアジア開発銀行(ADB)、
ヨーロッパが国際通貨基金(IMF)は責任を持ってやっている。
ところが、日本は1905年、日露戦争をやるにあたって戦時公債を発行した。
1000万ポンド。日本は1日も遅れず、1銭たりとも約定を違えず全額を返済した。
名も知れぬ東洋の小さな黄色人種にお金を貸した英国もすごかったんだろうが、1銭たりとも、1日も約定を違えずきちんと払った。
今日、世界で他国の外貨でカネを借りて返済が滞ったことが1回もない国が日本以外にあるならば教えてくれ。ぜひ俺はそれを知りたい。他の国の中央銀行総裁も知らない」
海外相手にそれができるか。700億円が全部焦げ付き、お返しできるお金は300億円だけです、といわれたら、間違いなく被害が出る。こっちは税金を預かっているわけだから」
「ちゃんと審査やら、何やらは参加する国で決めましょうねと。
どういう理事会の構成ですか、審査はどこで、誰がやるんですかと。
最初から俺たちはこれしか言っていない。だから(中国側は)返事を下さいと。
こっちが出した提案を聞かない限りは俺たちは答えようがない。
何の返事もないなら、こっちもしようがないと言っているだけ。
AIIBの話というのは、次は6月だとか報道されているが、6月なのかさっぱり知らない。
日本はなぜ参加しないのかと言ってくるが、いちいち説明しないといけないので、飽きるくらい同じ話をしている」
--ここまで--
返ってこないお金は貸せない---実に明快ではないか。なんの疑問もない。
えっと、これで日本の3つの失策なるものを説明した。
で。
韓国人は、記事で一体、なにを言ったんだ?
明確に説明してみよ。