▲いや、なにかと言うと、カナダの女性シンガーが日本でアニメソングを歌っていたのだが、冷遇というか虐めを受けていた—とかいうコメントが表題だ。
日本だから—というのはどうなのかな。
要は、実力というものは、どこの国でも同じように評価されるということであろう。
日本だから、カナダ人女性に対して甘く評価するということはない。
逆もまたそうであろう。
核心は、日本で認められるだけの「実力」ではなかった—ということだろう。
今なら、ユーチューブもある、自分のプロモーションビデオを作ってアップすればいい。
実力があるなら、自然とアチコチから招待されるであろう。
自分の実力を棚にあげて、日本だから—という言い方は、ちょいと、方向違いではあるまいか。
以下、新聞から抜粋。
“アニソン界の黒船”と注目を集めたカナダ出身のアニソン歌手HIMEKAが、日本での活動を振り返り、「業界からのイジメ」を受けていたと。
HIMEKAはアニソン歌手になることを目指して2008年に来日。
「第2回全日本アニソングランプリ」でグランプリを受賞し、翌年プロデビューを果たした。
テレビアニメやゲームソフトのテーマソングを中心に、シングル5枚、アルバム1枚をリリースするなど活躍したが、2014年6月にはビザの都合で帰国した。
現在もカナダに滞在中で、レーベルとの契約がないまま、音楽活動を続けていることをツイッターで報告。
しかし、日本での活動中はアンチからの攻撃に遭い、「あんた死んでほしい」などと暴言を受けたこともあったことを告白。
しかしアニソン業界におけるイジメがつらかったとし、「日本に行かなければ良かったです。全部後悔しています」と明かした。
つらい経験があったせいか、日本でのデビューをつかんだコンテストでの優勝についても、
「あのコンテストに優勝したのはきっと『外国人だから、多分売れるだろう!私達の会社とこのコンテストにいい宣伝になる!』と思っただけ」とネガディブに臆測し、
「ひどい世界です」「もう二度とテレビや音楽を同じピュアな心で聴けなくなります。
全部うそですから」と心境を吐露した。
なお、当該ツイートはすでに削除されている。
▲補足、感想など
うまくいかない時は、疑心暗鬼にもなる。
なにもかにもが、自分の邪魔をしているように感じる。
それは、どんな場所であれ、どんな国でも同じだ。
だから。
自分の実力で、見返してやる—ぐらいの覚悟が必要だ。
アニソンが好きなら、一生歌い続けてやる—ぐらいの根性が必要だ。
イジメがどうたら—と思わずに、単に今は逆風が吹いているだけだ。
歌って歌って歌って、この逆風を順風に変えてやるぞ—と思えばいいことだ。
記事のセリフをみていると、ちょいと精神的に弱いのだな。
良きアドバイザーを見つけることを勧めたい。