▲なんというかなぁ。
施しを支払う法的責任もなければ、義務もない。
中国との戦時賠償は、決着済みだ。
日本は、中国人へ賠償金を支払う必要はない。
そのことは、日本政府も納得済みだ。
菅官房長官が「コメントしない」--といったのは、日本政府にはなんの関係もないよ--と言ったのだ。
だから。
あるのは、三菱マテリアルという一企業と、戦時中、捕虜として旧三菱鉱山で働いていた中国人個人との関係なのだ。
旧三菱鉱山から言えば、「施し」「喜捨」の類いの話だ。
金額は一人200万円という戦時中アメリカで収容された日系人への補償額と同一だ。
高いとも言えないが、まぁ、標準的な金額であろう。
決して安すぎるということはない。
長々と述べてきたが、この金額に不満だという中国人がいるようだ。
だから。
不満ならば、受け取らなければいい。
何度もいうが、日本と中国との間での戦時賠償はすでに決着済みだ。
日本は、中国人へ賠償金など支払う必要はない。
以下、新聞から抜粋。
戦時中の中国人強制連行問題で、三菱マテリアルと被害者らの間で和解に向けた協議が進んでいることに対し、
協議に加わっていない中国の被害者団体は、「謝罪や賠償など核心的な問題で事実を覆い隠し、法的責任を免れようとしている」と会社側の姿勢を非難する声明を発表。
▲補足、感想など
冒頭でふれた。
中国と日本との間での戦時賠償は決着済みだ。
日本は、中国に対して賠償金などを支払う必要はない。
記事に法的責任とかいう言葉があるが、日本には「法的責任」はない。
謝罪も倍賞もする必要はない。
冒頭でふれたように、旧三菱鉱山という一企業の「施し」「喜捨」「お布施」という話なのだ。
受け取る側に不満があるなら、受け取らなければいい。
旧三菱鉱山は、あぁ、そうですか、じゃ支払いません—と受け答えするだろう。
それでご不満なら、どうぞ、訴えてくだざい—と。
日本の裁判所では、既に国の間で決着済みのことを裁判となる訳がない。