▲中国で、表題のようなテーマで記事となっていて、ちょいと面白いなと感じた。
日本のアニメ等の影響が大きいのだろうが、日本ではそれこそ長く使われてきた。
筆者なども使った世代なのだ。
以下、新聞から抜粋。
中国メディアは、日本の小学生が背負う「ランドセル」はなぜ世界中で人気なのかと
、ランドセルの魅力を考察。
記事は、日本の小学生は基本的にみな一律でランドセルを背負い、帽子をかぶっていると伝えつつ、
「ランドセルは見かけこそ質朴だが、機能は非常に高い」と伝えた。
さらに、価格は3-5万円と高価で
あるとしたほか、最高級のランドセルとなると10万円もするようなものもあると。
続けて、ランドセルが高価であるには理由がある、なぜなら「ランドセルは6年間以上も使用
できるため」と、職人が手作業で作ったランドセルは堅牢であると紹介。
さらに、
ランドセルには人工皮革でできているものもあり、とても軽く、背中面には本皮が使用されているもの
もあり、子どもたちが背負って汗をかいても不快感を感じにくい構造となっていると。
また、日本では子どもたちの登下校の安全を確保するため、ランドセルにGPS機能を搭載したもの
もあると紹介。
日本では子どもたちの自主的な判断能力を養うため、保護者が送り迎えを
しないと伝え、何かトラブルが起きた時はGPS機能で教師や保護者が子どもたちの位置を特定することができると紹介した。
そのほか記事は、ランドセルは丈夫である以外にも「適度な弾力性と柔軟性を備え、子どもが転んだ
時には衝撃を吸収してくれることもある」と伝えたほか、水に落ちてもランドセルを抱くことで浮力を確保
することができると驚きを示した。
また、ランドセルの外観と機能の高さは日本以外の国でも評価され
ているとし、日本国外ではランドセルをファッションアイテムとして取り入れる動きがあることを紹介。
▲補足、感想など
う~ん。
記事はまぁ、よく書けていると思う。
抜けていると思える点は、身体が小さい時、ランドセルを背負うことで、「両手の自由が確保」できるということだ。
この意味が大きい。
転びそうになった時など、自由な手で安全を確保できる。
また、掲示板で、子供の頃、階段を登っている時に後ろ向きに転んだが、ランドセルが頭を保護してなんともなかった—という例が書き込まれていた。
冒頭でもふれた。
筆者でも使ったのだ。
それこそ日本の歴史の中で100年を越えるような期間、淘汰もされずに残ったということに「ランドセルの価値」が理解できよう。