▲まぁ、選挙だから、大袈裟なことを言うのもありか—とは思う。
でも。
末端の技術系人間からみると、あまりに軽率な言葉としか思えない。
エネルギーをどう確保するか—というのは、一国家としての命運を左右するほどの話だ。
それを、簡単にもの言われるとなんじゃいな—と感じてしまう。
じゃ、エネルギーをどこからもってくるのか—示してほしい。
火力発電から---か。
なにか元首相の小泉さんのような文系の「単なる言いっ放し」の人間の言葉に聞こえる。
原発以外のエネルギー源を探そうとしても、まず、大事なことは今の暮らしを守っていくことなのだ。
毎日、食事の支度ができて、お風呂に入って、朝、会社に行こうとすれば電車が動く、会社へ行けば機械がチャンと動く---そういう生活を守るということなのだ。
こういう通常の生活を維持できて、そこから始めて、「新しいエネルギー源」を探すという行動に出ることができるのだ。
なぜ、こういう当たり前のことが理解できないのか。
原発というものは、コンパクトで効率の良いエネルギー源なのだ。
確かに、事故が発生すれば、福島のように大きな被害をもたらす。
でも。
原発に代替するほどのエネルギー源はまだ見つかっていない。
上でふれた原発に代替するだけのエネルギー源を見つけるためにはもう数十年かかるだろう。
その数十年という期間、原発に依存するしかない。
その現実を直視せよ。
以下、菅元首相の文章から抜粋。
鳥越候補
が集会で、勇気ある発言をした。
都知事になったら都民の安全確保のため、大地震に備え東京から250キロ圏内の全ての原発を止め廃炉にするように電力会社に申し入れること発言。
このことは小池、増田候補は絶対に言えない事だ。
小池候補は安倍総理にすり寄る原発推進派、増田候補は立候補する直前まで東電の社外重役。
最近東京でも地震が頻発し、東京も危ない状況だ。
福島原発事故のことを考えれば都民の安全確保のためには東京が影響を受ける250キロ圏内の原発を停止させ、廃炉にするのは当然必要だ。
鹿児島で知事に当選した三反薗さんは、熊本地震から近い川内原発を停止するように九電に申し入れることを公約。8月中には実行するようだ。
鳥越さんを当選させて、東電、中部電力の250キロ圏内の原発廃炉の申し入れをしてもらおう。
再稼働には地元自治体の同意が必要なので都知事の影響力は極めて大きい。
▲補足、感想など
なにかお気楽発言と感じないか。
こう、自分さえよければ、他人のことなど知ったことか—と聞こえる。
特に250キロ以内とか---。
<技術系の人間として原発が他者から信頼されていないということ、アブナイものは遠くへもっていけ--という安易な発想がどうも気に入らない>
冒頭でふれた。
エネルギーをどこからもってくるか—というのは、国家の命運を左右するほどのことだ。
先の大戦の時、日本が開戦早々に南下作戦を採用した理由を考えてもみよ。
原発に依存するしかないことが理解できれば、国民もどこに住んでいようと、それなりの負担しなければならないことも理解できよう。
高浜原発の再稼働に関しては、evenki族韓日二重国籍であろう裁判官から妨害を受けている。
関電も必死で、こういう反日裁判官と戦っている最中だ。
いつまでも水力発電、火力発電に頼ることはできないのだ。
原発の再稼働をボツボツ進めて、通常の生活を維持しつつ、原発に代替するエネルギー源を探していこう。