▲ここぞ、というタイミングがある。
人生ではそういう幸運が巡ってくる。ほぼ、均等に--誰にでも
でも。
そういうタイミングで、見事に外れるというか、舞台に乗れない人がいる。
北海道の町村さんなんてそうだ。
自分が自民党総裁になれる最後のチャンスの時、軽い脳梗塞を起こした。
乾坤一擲の勝負の時にそうなるのだ。
谷垣さんの自転車事故の話を聞いて、町村さんのことを思った。
政治家って、いや、普通の人でも同じか。
一か八かの勝負の時に、やれ病気の、やれ事故のなんてもので、舞台を降りるなよ。
ここぞ—という時は、「絶好調」と叫んで舞台に飛び乗ってこいよ。クソ面白くもない。
以下、新聞から抜粋。
安倍首相が8月3日にも行う内閣改造・自民党役員人事で、谷垣禎一幹事長が交代するとの見方が強まる。
谷垣氏はサイクリング中に転倒し、背中付近を負傷して入院中。
同党幹部は20日、「すぐには職務に復帰できないのではないか」と語った。
複数の同党関係者によると、谷垣氏は、病院に転院して手術を受けたという。
党本部は谷垣氏の詳しい容体を発表しておらず、菅義偉官房長官は記者会見で「入院して検査、加療中だ」と繰り返した。
谷垣氏は参院選前、消費増税再延期や衆参同日選を巡って首相と意見が食い違い、
周辺に「幹事長をいつまでやっているか分からない」と漏らしたこともあった。
谷垣氏が交代する場合、人事の規模は大きくなる可能性がある。
後任の幹事長には党内で岸田文雄外相や菅氏の名前が取りざたされている。
▲補足、感想など
安倍さんと意見がどう違おうと、幹事長という立場だから、言える・できる—ということであろう。
ポストから外れれば、ただの議員でしかない。
冒頭でふれた。
谷垣さんも町村さんのように「ツキのない人間」だな。
幸運の女神にいつも抱かれているような議員でなければ、「なにかをなしえない」か。