▲いや、中国がインドネシアでやっている高速鉄道の工事だ。
関係もない他人がどうこう言うことではない。
まぁ、それでも、じゃ、いまどうなってんだ? ぐらいには気になる。
そんな高速鉄道工事の現状が記事となっていた。
まず、新聞から抜粋。
日本の新幹線案が退けられ、中国が受注したインドネシア・ジャワ島の高速鉄道の建設が進んでいない。
1月に着工式典を開いたが、設計図に不備があり、用地取得も難航している。
目標とする2019年の開業に懸念も出始めた。
「遅れの最大の原因は設計図の問題だ」とジャカルタの鉄道関係者。
日本は設計図の基礎となる高速鉄道計画の事業化調査に1年半を費やしたのに対し、
中国は3カ月で完成。
インドネシア政府筋は、日本が依頼したコンサルタント会社を中国が雇い、
日本案をまねた可能性を指摘。
「できあがったのは中国語の設計図。インドネシア語への翻訳に時間がかかっている」と鉄道関係者。
計画では、ジャカルタとバンドン間の142キロを結ぶ。
しかし、建設許可が下りた区間は
バンドン周辺の5キロ。
「インドネシア中国高速鉄道」幹部によると、用地取得も難航。
残りの58キロは「近いうちに取得できる」と語るが、めどは立っていないようだ。
▲補足、感想など
冒頭でふれた。
他人様がやっている工事だ。
日本人がどうこう言うことではあるまい。
ただ、思うのは、インドネシアのジョコとかいう大統領の感覚だ。
インドネシアは、遅れた貧しい国家だ。先進国から、お金をもらい、技術をもらうことは当然だ—てな感覚の根底にあるのはなんなんだ?
高速鉄道の案がでると。
日本から中国から、工事の話がでる。
日本からも中国からもお金も技術も貰い放題だ---てか。どれだけ貰えるかがオレの腕だ--か。<このオモライ精神を見よ>
これは---と思う。
自分の足で立とうとは思わないのか。
自分の手で高速鉄道を作ろうとは思わないのか---。
400年もオランダに植民地とされれば、金✕まで抜かれてしまいぱなしなのか--。
1980年代始め。
中国のトウ小平氏が、改革開放政策を始めてすぐかな。
日本を訪れた。
その時、トウ小平さんは、日本の政府へ向かって、数万人規模の留学生を受け入れて欲しい—と言った。
アセアンには多くの貧困な国家がある。
それでも、中国のトウ小平氏のように、「数万人規模で留学生を受け入れて欲しい」という言葉を発したのは彼だけだ。
アフガニスタンのカルザイとかいう大統領が日本を訪れても、結局、お金オクレと言うだけだ。
インドネシアのジョコとかいう大統領も、アフガニスタンの大統領と同じか。
結局、「教育の大事さ」ということを、中国のトウ小平氏以外、誰も理解していないということだろうな。
いや、理解しているとしても、それは国のトップが独占すべきことだ—と考えているということだろう。
ここらだな。
オランダが400年もインドネシアを植民地にできたのは---。
教育の価値というものを徹底的に、国民の脳裏から除外せしめたのだろう。
なるほど、西欧諸国の国民は賢い。
インドネシアが独立して、70年近いだろう。それでも、オランダの影響から脱することができないのか。
★付記
日本の戦後の広島での写真がある。
オレ達の心まで折ることのできるヤツなんてどこにもいやしない---そんな写真だ。
★付記
日本の戦後の広島での写真がある。
オレ達の心まで折ることのできるヤツなんてどこにもいやしない---そんな写真だ。