▲なぜって。
中国では制限がありすぎる。
制限の多い世界では、名作はうまれない。
そりゃ、中国では人間が多い、当然、日本の宮崎さん、手塚さんに匹敵する才能の持ち主はでてくるだろう。<いや、もう隣の椅子に座っている。ただ、隣の彼が天才だと気が付かないだけだ>
しかし。
上でふれたように、「制限の多い」世界では名作はうまれない。「制限の多い」世界では、天才が天才としての「能力」を発揮しえない。
だから。
中国のアニメ業界が日本を追い越すことなどありえない。
以下、新聞から抜粋。
日本のアニメやアニメ関連文化は、今、世界に浸透したと言っても過言ではない。
中国でも日本アニメのファンが数多存在する。
一方で、中国のアニメ産業も今、急速な成長を遂げ、中国から日本へと「輸出」する作品も出た。
この流れは、盛んになるだろう。
中国メディアは、「日本のアニメと争う中国アニメ」なる記事を掲載。
日本と中国のアニメ業界事情を伝えるとともに、中国産アニメの日本進出の動きについて紹介。
中で、日本のアニメ業界で第一線に立つ人材は40--50代のベテランが多い、中国は30代であれば十分ベテラン扱いされる状況。
現状、中国のアニメ業界は経験において日本と大きく差をつけられている、が、潜在力は持っており、歳月とともに差を埋め、追い越す可能性があると。
中国のアニメ業界が台頭すれば、うかうかできないのは日本のアニメ業界だけではない。
中国メディアは、もし「日本にアニメ文化がなかったら」と記事を掲載。
もし日本が将来、アニメ文化という強みを失ったら、という記事。
記事は、アニメが日本の支柱産業になっていると説明。
「もし日本にアニメ文化がなかったら、どのような状況になっていただろうか」とし、起こるべき事態を想定。
まず、存在する「アニメを通じて日本を認識し、好きになる外国人」がいなくなり、若い世代の日本に対する評価が低くなる。
サブカルチャーやアニメを好んで日本に旅行にやってくる外国人や、アニメ文化に触れたくて日本に学びにやってくる留学生がいなくなる、そして観光産業が宣伝ツールを失うと論じる。
アニメ文化が、外国人の日本に対する関心や好感度の向上に寄与し、経済的にも貢献をしていることは、否定のしようがない。
一方、「日本=アニメ」という一面的な認識が世界に広まるのも手放しで喜べることではない。
アニメをはじめとするサブカルチャーで若者に関心を抱いてもらい、日本の文化や風習に興味を持ってもらうことを考える必要がある。
「じゃあアニメがなくなったら何が残るのか」については議論をしておくべき。
▲補足、感想など
この記事、なにが言いたいんだ?
なにも核心をとらえていないじゃないか。
まず、日本のアニメについて書き込みをみてみよう。
--ここから--
2016/05/01(日)
アニメが進化するんじゃない
総合文化がアニメとして表に出るだけ
だから文化そのものが育たなきゃ、面白いアニメは生まれない
大革命で文化を断絶し、未だにそれを否定していない中国で
面白いアニメが生まれる訳がない
--ここまで--
正論であろう。
また、中国でヒットしたとかいうアニメのニュースがあった。日本で上映したらしいがどうだったのだろう。
--ここから--
2016/03/17
中国のアニメ映画としては、ヒット作『西遊記之大聖帰来
』の日本上陸が決定。
『西遊記之大聖帰来』は、タイトルから想像できるように、『西遊記』をモチーフとした3DCGアニメ。
孫悟空を世をすねたような、クールなカッチョいい系なキャラクターに設定。
3DCGでバトルアクションを描き、水墨画のような雰囲気も漂わせ、大人も楽しめる作品となり、興行収入192億円の大ヒットとなった。
そんなヒット作を、アクセスブライトが日本国内の配給権、TV放送権といったライセンスを獲得したと発表。
2017年に日本公開予定と明かした。
『西遊記之大聖帰来』はどうか。注目したい。
『西遊記之大聖帰来』は3月18日から21日まで、TOHOシネマズ日本橋で開催される「東京アニメアワードフェスティバル2016」コンペティションの長編アニメーション部門にノミネートされ、『西遊記
ヒーロー・イズ・バック』として19日に上映される予定。
--ここまで--
3月に上映されたことがあるのか。噂にもならなかったな。
ところで、中国では日本のアニメを「悪」に仕立てあげ、排除したようだ。
--ここから--
2015/12/28(月)
中国政府は今年6月、『進撃の巨人』や『デスノート』などアニメ38作品を「有害指定」した。
習近平政権は、なぜ「ジャパニメーション」の規制強化に乗り出したのか。孫向文氏が解説する。
日本アニメが狙い撃ちにされている理由は、日本の文化を“悪”に仕立て上げることで反日政策の効果を高め、中国共産党の支配体制を安定させたいという党指導部の思惑。
反日政策の中核を成すのが歴史問題であるのは今でも変わらない。
中国共産党は、若者が接している日本アニメを「ネガティブキャンペーン」の材料として逆利用することを思いついた。
日本のアニメが「残虐」「低俗」という虚偽のイメージを強調し、人民の頭の中を「日本憎し恐ろし」で埋め尽くそうというのだ。
今回、有害指定された38作品には含まれなかったが、中国のある教育番組では、幼児から大人まで幅広いファンを持つ『名探偵コナン』でさえ「犯罪の教科書」と批判された。
同時に、中国共産党は抗日アニメの制作を積極的に後押しし、幼い子供たちへの影響力を強めようとしている。
現在、中国国営放送の中国中央電視台(CCTV)では、残忍な日本兵と八路軍の“偉大なる”戦争をテーマとした『淵子崖保衛戦』や、抗日映画をリメイクした『鶏毛信』が放映され人気を博している。
いずれもディズニー作品のようなタッチで描かれており、アニメを通じて幼児たちを反日思想に染めようという魂胆が見て取れる。
--ここまで--
お笑いであろう。
もう一度、表題を繰り返そうか。
中国のアニメ業界が、日本を追い越すことは絶対にありえない。