▲表題では意味が分かるまい。
金盾というのは、中国が自国の国民を愚民化しようとインターネット上の情報を制限しているツールのことだ。
まぁ、インターネットに仕掛けた陥穽のようなもの。
ところが、中国国民を愚民化するのはいいとしても、官僚とか首脳陣、マスコミあたりは、情報を制限してはまともな判断ができまい。
ところが、中国では国を統べる首脳陣までこの金盾で情報を制限している中で、判断しているようなのだ。
陥穽を自ら仕掛けて、自ら穴におっこちる-てのは何なんだ。
金盾アホとしか言いようがあるまい。
以下、新聞から抜粋。
日本の景気低迷、外国企業による日本企業の買収等の状況から、中国メディアやネットからは「日本は衰退した」、「日本の栄光は過去のものだ」といった言論が飛び出す。
しかし、一方で、「簡単にダメになるはずがない」、「侮ってはならない」と意見も存在する。
中国メディアは、「全世界が日本に騙されている? 日本の実力がわかる7つの指標」記事を掲載。
記事は、「低迷している」はずの日本に来ると、「どうして東京の繁華街は賑やかで、危機を感じないのか」と疑問を抱く。
そのうえ「日本の現状は、『失われた20年』のイメージとは異なる」と、示す事象を紹介。
記事が紹介したのは、
「25年連続で世界トップの債権国である」
「有効求人倍率が最高水準」
「世界的なイノベーション企業ランキングに多くの企業が入っている」
「ノーベル賞受賞者を多数輩出」
「医療制度が世界一」
「世界に名だたる教育レベル」
「最も住みやすい都市ランキングに選ばれる」
の7点だ。
求人については、今年3月の有効求人倍率が1.30倍に達した。
医療制度では、平均寿命が世界一、CTやMRIといった医療機器の1人当たり台数、国民が毎年医療カウンセリングを受ける回数で世界トップ。
「日本は衰えている」と聞くと、全てにおいて衰退している印象を覚えるが、そんなことはない。
ある面では勢いを失っているが、一方で強みを持っていたり、世界のトップレベルを走っていたりする面や、新たに成長している側面があったりする。
▲補足、感想など
当たり前であろう。
冒頭でふれたように、自分で情報を制限し、その制限された中で判断するものだから、常に世界的な常識からかけ離れるのだ。
その判断ミスが、自国の経済を危うくしている。
同根のことではあるが、国家としての信用という点についての記事をみよう。
--ここから--
2016/07/12(火)
中国のGDPは日本を抜き去り、第2位の規模となった。人口や国土も日本を圧倒的に上回っているが、中国メディアは、「中国は多くの分野で日本をリードのに、なぜ外国人は日本を中国より高く評価するのか」と疑問を投げかけた。
中国の影響力は日本を上回り、経済・軍事でも日本をリードしている。
軍事面において、中国の兵力は約228万人に対し、日本は26万人、予算でも中国は日本の2倍以上に達する、2014年における軍事力ランキングでは中国は3位、日本は9位と差がある。
中国には約250発の核兵器がある、日本は核兵器を保有していない。
中国は世界170の国と関係を構築、大使館の数も領事館の数も日本を上回っている、中国は国連安全保障理事会の常任理事国である、日本は常任理事国ではない。
経済で見ても、中国のGDPは2倍に達し、輸出入総額でも中国は圧倒的に日本を上回っていると指摘。
記事は、国際世論調査では日本を肯定的に評価する人の割合は、中国に対する評価を上回り、政治の腐敗度においても日本は清廉であるが、中国の腐敗度合いは深刻な水準であると。
また、中国の深刻な環境汚染も中国に対する評価を損ね、「国土もしくは人口で影響力を割った場合、日本の影響力のほうが大きい」と主張、日本が世界で高く評価されていることに悔しさをにじませた。
--ここまで--
英国の産業革命に200年も遅れるノロマ民族がよく言う。
自分達が、なぜ、英国の産業革命に200年も遅れたのか、なぜ、日本に100年も遅れたのか、その理由を明確に把握していないではないか。
その尊大癖と、金盾アホという二重の宿痾のためだろうなぁ。
そんなに英国の産業革命に200年も遅れたことが自慢か。
今、西欧諸国から第二次アヘン戦争を仕掛けられていることに気がついてはいまい。