▲幹事長か。
確かに、岸田さんぐらいしかいないだろうな。
それにしても、と思う。
なんどもこのブログでふれたが、「ここぞ」というタイミングで、脳梗塞とか怪我なんぞで潰れるなよ。
選挙で選ばれるということは、それだけの重責ではないか。
重責を果たすために、いつも心身ともに「絶好調」でいろよ。
なんというか、ツマラン議員だなぁ。
以下、新聞から抜粋。
安倍晋三首相が8月3日に予定する内閣改造・自民党役員人事で、
けがで入院している谷垣禎一幹事長が交代する可能性が強まる。
党務復帰のめどが立たないため。
首相はぎりぎりまで状況を見極めて最終判断するとみられるが、交代させる場合、
後任に取り沙汰される岸田文雄外相らの処遇が焦点となる。
自民党の細田博之幹事長代行は、谷垣氏が自転車で転倒し、頸髄損傷で手術を受けたと報告。
「意識ははっきりしており経過は順調だ」と説明したが、職務復帰については「現段階で今後についての正確な見通しを申し上げることはできない」と。
これについて、政府関係者は「8月3日に幹事長として復帰できるかがポイントだ」とした上で、
医師も復帰時期が判断できないとする現状を踏まえ、「交代は強まっている」と。
首相は谷垣氏続投の選択肢を捨てていないとされるが、
別の政府関係者も「官邸内では交代やむなしの雰囲気になっている」と明かした。
▲補足、感想など
もう、数日か。
谷垣さんは、間に合わないだろうなぁ。
すると、岸田さんが幹事長か。
では、外相は? ということになるのだな。
岸田さんに匹敵するほどの能力者か。なかなか、いないだろう。
ちょいと、岸田さんの実績を振り返ってみようか。
--ここから--
2013/05/23(木)
岸田外相は、旧日本軍慰安婦への補償について、
日韓国交正常化時の請求権協定により「解決されたと確認されている。紛争は存在しない」と述べた。
協定の解釈や実施をめぐる「紛争」は外交的に解決するよう3条で定めるが、
補償問題は対象外と日本政府の立場を明らかに。
2013/07/09(火)
ASEAN閣僚会議では、日本外交の“屈辱的敗北”を象徴する場面があった。
岸田外相と韓国の尹外相の会談でのこと。
中国から外相会談を拒否された日本は、米国の仲立ちで韓国との修復をめざし、
米中韓外相会談前に岸田外相はケリー米国務長官から韓国の尹外相との握手を促されると、腰を低くして韓国側に歩み寄った。
韓国に平身低頭な姿勢を示さなければいけないことにも驚くが、日韓外相会談では、追い打ちをかけられた。
尹外相は「歴史問題は細心の注意を払わないと、民族の魂を傷つける」と、
岸田外相に対して安倍政権の歴史認識見直しの動きを牽制した。
中国や韓国の対日強硬姿勢の裏に、それを認める米国の存在があることだ。
2013/08/22
日本政府は日韓首脳会談を熱望し、安倍首相は政治家を介して接触しようと説明。
しかし、朴大統領は日本の真の反省と態度の変化があるまで、日韓首脳会談をするつもりはなく、福田元首相との面談も行われない。
先立ち、岸田外務大臣はイ駐日大使に会い、来月のG20首脳会議で日韓首脳の会見を打診したが、
安倍首相が歴史を直視していないことが、ネックとなったとされている。
日本側のラブコールにもかかわらず、朴大統領は応えるそぶりはないようだ。
2013/08/22(木)
岸田外相が、戦時中に強制徴用された韓国人被害者に対する日本企業の個別賠償は必要ないと示した。
岸田外相は、韓国の高裁が新日鉄住金に対し、強制徴用被害者への賠償を命じた問題について
「まだ最終判決が残っているため、現段階でコメントするのは差し控えたい」とし
「一般論ではあるが、新日鉄住金などの民間企業と連絡し、日本政府の一貫した立場に基づき対処すべきと思う」。
1965年の韓日請求権協定により戦後の財産請求権問題は解決済みのため、個別企業による賠償は不要だと示した。
日本政府が乗り出してでも個別企業による賠償を阻止するとの意味。
新日鉄住金は韓国の大法院で敗訴が確定した場合には賠償に応じる意向と明らかにした。
関連し、菅官房長官は「新日鉄住金が報道にあったような事実を決定したことはないと承知している。
2013年11月23日
中国国防部は東シナ海に防空識別圏(ADIZ)を策定と発表。
防空識別圏に進入する航空機は
フライトプランを中国当局に提出すること、中国当局の指示に従うことが要求される。
従わない場合は「防御的緊急対応をとる」ことが予告。
岸田文雄外相も、
「一方的なもので認められない。不測の事態を招きかねない危険なものであり、強い懸念を表明する」と
中国を批判。抗議レベルの引き上げを検討。
2013/12/28
安倍首相が靖国神社を参拝したことについて、アメリカ政府は、「失望している」と強い表現で参拝を批判。
アメリカの声明について、日本政府は
どのように受け止めたか。
アメリカ政府の声明について、日本政府関係者は「意外だった」と困惑を隠せない様子。
岸田外務大臣は、アメリカ・ケネディ大使と会談し、参拝に理解を求めた。しかし、
ケネディ大使は「本国に伝える」と。
2014/02/18
韓国の趙次官は、米韓外相会談で、「(日韓関係冷却の)原因は日本にあるということを米国が認識することが重要だ」と強調したと明らかにした。
また、岸田外相が日韓外相会談への意欲を示したことに関しては「昨年来、日本の首相や外相が、首脳・外相会談への希望を述べているが、単なる希望だ。われわれと直接協議したことはない」と。
2014/04/04
3日、岸田外相が4月末に予定されていたロシア訪問を取りやめた。
これはロシアの対ウクライナ政策をうけて、米国からの圧力を受けてなされたものだという。
元駐日ロシア大使は、この状況を大げさに捉えぬよう呼びかけている。
「訪露取りやめについては話にも上がっていない。私は日本の外務省筋とついやり取りをしたが、彼らは、日本側はコンタクトの日程は岸田外相のモスクワ訪問もプーチン大統領の訪日も含め、温存したい意向をもっていると語っていた。」
パノフ氏はオバマ大統領の訪日で、米国側は日本に圧力をかけるのではないかと警告。
だがパノフ氏は、最悪の事態でも岸田外相の訪露は1ヶ月ほど延期されるだけにとどまると示し。
2014/11/14(金)
岸田外相は、先の日中首脳会談に先立ち両国政府が発表した四項目の合意文書について
「法的拘束力のない文書。日中間で現状一致できるものをまとめただけで、国際約束を伴うものではないと認識」。
「法的拘束力はないが、日中間で尊重される
べきものである」と語った。
合意文書は。
「尖閣諸島など東シナ海の海域において近年、緊張状態が生じている」として日中が「異なる見解を持っている」と認める内容。
中国側では、日本側が尖閣をめぐる
領有権争いがあることを認め、譲歩したと報道。
文書は不測の事態を避けるための危機管理メカニズムの構築や、日中間の戦略的互恵関係発展させることなども盛り込んでいる。
2014/11/25
日本の岸田外相は、米国の学校で使用されている教科書に旧日本軍が慰安婦を強制連行したという記述があることに関し、「不適切な内容」だとして出版社に訂正を求めたことを明かしていた。
対して出版社側は、「学者たちは“慰安婦”の史実に基づいて執筆した。われわれ出版社は作者の作品、研究、表現をはっきりと支持する」との立場を示した。
問題の教科書は「トラディションズ・アンド・エンカウンターズ(伝統と交流)」で、旧日本軍の慰安婦問題について「約20万人にのぼる14~20歳の女性を慰安所で働かせるために強制的に徴用」「多くが韓国人や中国人だった」と記述がある。
2015/03/19
チュニスのバルドー博物館で起きたテロ事件で、岸田外相は日本人1人が死亡、3人が負傷したと確認。
岸田外相は「それ以外にも負傷者がいると聞いている」と述べ。
2015/04/02
安倍首相は、AIIBの創設メンバーとして加わるための申請期限だった3月末までの参加表明について「焦って参加する必要はない」と。
米国と歩調を合わせたことで、首相は「米は日本が信頼できる国だと分かっただろう」と。
麻生氏は日本が参加するための条件として「公平なガバナンスの確保や理事会による個別案件の承認」などを挙げ
現状では組織運営や融資の審査体制に不安が残るとの認識を示した。
岸田外相も「(ガバナンス面など)中国側に問題提起してきたが、明確な説明がない」と明かした。
2015/07/09
「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録をめぐる審議での日本の声明について、岸田外相は「『強制労働』を認めていない」と表明。
審議で「日本が初めて朝鮮人の強制労働を認めた」との報道がされる中、岸田外相は「『強制労働』を意味するもの(表現)ではない」と表明。
日本のユネスコ大使は「1940年代にいくつかの施設で、朝鮮半島の出身者などが意思に反して連れて来られ、厳しい環境の下で働かされた」と声明を英語で読み上げた。
2015/12/03
安倍首相と韓国の朴大統領は、韓国で首脳会談を行い、慰安婦問題の早期妥結を目指すことで一致。しかし、岸田外相は「慰安婦問題の協議はまだ続いており、決まったことは何もない」と明らかに。
また、朴大統領が「慰安婦問題の年内解決を望む」と表明したことについて、
「早期妥結を目指すことで一致したが、『年内に』とは誰も言っていない」と。
2015/12/27
「過去いつの時よりも、協議が加速している」-韓国の尹外相は妥結への期待感を示す一方、「請求権協定に対する立場は今後も変わらない」と。
会談で岸田外相は、慰安婦問題を蒸し返さないことや、ソウルの日本大使館前の慰安婦像の撤去を求める他、新たな基金の創設を提案する。終了後、会見を行い、合意文書を交わしたい考え。
日本政府関係者は「この機会を逃したら、もうチャンスはない」と。
2016/01/18(月)
首相は慰安婦問題をめぐる昨年末の日韓合意について
「合意は日本の安全保障においても大きな意義があった」と強調。
欧米の一部メディアが慰安婦を「性奴隷」と表現し続けている点をめぐっては、
岸田文雄外相は「不適切な記述には適切に申し入れをしている。
性奴隷という言葉が不適切であり、使用すべきではないというのが日本の考え方だ」と政府の立場を説明。
2016/03/08(火)
国連女子差別撤廃委員会が発表した見解で、日本政府の慰安婦問題への取り組みを不十分だと指摘し、元慰安婦への賠償や公式謝罪などを勧告したことについて、政府首脳らが反論。
「受け入れることができない」
菅義偉官房長官は国連の最終見解について、こう言い切った。
岸田文雄外相も会見で「日本政府の説明内容を十分踏まえておらず遺憾と受け止めている。(日韓合意は)潘国連事務総長をはじめ、米英など多くの国が歓迎している」として、
「最終見解の内容は国際社会の受け止めとかけ離れており批判はあたらない」と指摘。
2016/06/06
高速鉄道は
全長350キロメートル、設計時速300キロメートルで、クアラルンプール-シンガポール間を約90分で結ぶ予定と紹介。
その投資規模は120億-150億米ドルとされ、東南アジア地域最大規模のインフラ建設プロジェクト。
日本側が岸田外相による「売り込み」を仕掛ければ、
中国側も1週間前に中国鉄路総公司の盛光祖総経理をマレーシアに送り込んで協力強化を求めた。
--ここまで--
岸田外相の仕事がどんなものであったか、上の概略で想像できるであろう。
よほどの能力者でなければ勤まらない。
ぜひ、新外務大臣は、有能な大臣であってもらいたい。