▲岐路に立った—という表現はどうかな。
行き詰まったとでも言えば当たっているか。
就任が2013年の春だから、3年半か--。
もう、どうにもこうにもいかなくなった--。
さぁ、一体この「行き詰まり」となった核心はなんだろうか。
おそらく。
日本の「戦後レジームの崩壊」を甘く見た—ということにあるものと思える。
逆に言えば、日本にいるevenki族工作員達の「能力」を買いかぶった—てなことかな。
大統領就任以来、3年近く続けていた「告げ口外交」って、こうして世界中のアチコチで火を付けていれば、きっと、日本にいるevenki族工作員達が、全力で日本人をだましてくれるはず、ミスリードしてくれるはず—とか思ったのだろうな。
その「判断ミス」の結果として、ここで「にっちもさっちもいかなく」なったのだ。
以下、新聞より抜粋。
「パククネ外交」が岐路に立った。
パククネ大統領の支持率を支えていた外交だが、高高度ミサイル防衛システム(THAAD・サード)の波紋で外交の軸がぶれている。
サード配置決定ではっきりした「韓・米・日
対 中・露」冷戦の構図は、問題だが、内部的にも複数の不協和音の要素を抱えている。
「パククネ外交」の主軸である中国との関係は、「戻れない川」を渡った。
パククネ大統領は、15日からモンゴルのウランバートルで開かれるアジア・ヨーロッパ首脳会議(ASEM)に出席するために出国する。
サード配置決定後、韓中首脳が接触する。
■韓・米・日3角協調は大丈夫か
韓・米・日3角強調は、すでにリスクがいっぱい。韓日関係は一寸先を見通すことができない。
安倍政権は、参議院選挙で圧勝し改憲発議線を確保した。
きっかけに、任期(2018年9月)内で平和憲法改正をしようと、右派の本性を現わす。
この場合、安倍政権と関係正常化を加速するのは、実利も少なく世論の支持を受けにくい。
米国のためサード配置を決断したが、韓米関係が変わる可能性もある。
11月の米大統領選で、共和党候補のドナルド・トランプが当選すれば、政府は韓米関係の枠組みを新たに組まなければならない。
トランプの新孤立主義・保護貿易主義は、経済を超え軍事・安全保障分野にまで影響を与える。
民主党も、「既存の貿易協定を見直すべき」という政治綱領・政策最終案を通過させた。
ヒラリー・クリントンが当選しても、米国の対外政策の変化が予想される。
■離れた中国、穴のあいた対北圧迫
パククネ大統領が推進していた米中バランス外交は崩れる状況になった。
政府は米中の間でバランスをとって、外交空間を広げるなどの実利を追求しようとしたが、サード配置に対する中国の反発で、努力が無為になった。
中国は「サード配置は災害になる」「どんな言い訳も苦しい」など反応を見せ、このため国内では経済を含む各種の分野で報復懸念も出ている。
カン経済首席も、ブリーフィングで「経済制裁の部分についての状況を注視している」と述べた。
国際社会の圧迫強化で北朝鮮を屈服させるという構想も支障をきたす。
対北圧迫の成否は、北朝鮮に影響力が大きい中国に依存しているが、中国が圧迫協調から離脱する可能性が高くなった。
中国は無条件圧迫には反対しながらも、国連安全保障理事会などの対北朝鮮制裁の流れに参加する姿を見せていた。
しかし中国は、北朝鮮の戦略的価値を認めざるを得ないし、北朝鮮も中国を介して呼吸穴を見つけることができ。
正義党のノ院内代表は、「パククネ政府が金正恩政権に与える最高の贈り物だ」と批判した。
このような状況を総合すると、パククネ大統領の「サード韓半島配置」の決定で、私たちの外交と韓半島の不安定は、大きくなったものと思われる。
もし中国も失って、韓・米・日3角協調さえ揺れると、政府はカニもカゴもすべて失う格好になる。
▲補足、感想など
不思議な記事ではある。
朴大統領の「バランス外交」なるものの、リスクの高さを上で批判するような記事を書いている記者は、認識していなかったのか。
日本憎しと日本から離れることさえできればどうでもよかったのか?
それにしても—と思う。
記事にある新冷戦ってなんだ?
中国の習近平さんと、ロシアのプーチンさんが組むということはありえない。
だって、プーチンさんは、中国の習国家主席のことをバカにしているし、あんなヤツと仕事ができるか—と思っているのだぞ。
そりゃ、表面的には中ロは似たような状況かもしれない。
でも。
冷戦がどうたら-という選択はしやしない。
ロシアも中国もなんとか、日本と関係を改善して「投資」を得たい—とか考えている。
考えてもみよ。
プーチンさんも習国家主席も、国外に蓄財しているのだ。
下手なことをすれば、アメリカに預金を封鎖される可能性すらあるのだ。
北朝鮮の金国家主席が、口座を封鎖されて往生していたのは、もう10年以上も前か。
結局のところ、韓国の朴大統領は、日本に来て頭をさげて「なんとかしてくれ」と言うしかあるまいな。
でも。
いくら頭をさげて(もしかして、土下座して)頼まれても、日本がそれに応ずる理由もあるまい。
ケンモホロロな対応を麻生さんがするかもしれない。
まぁ、こりゃ、安倍さんの胸先三寸だな。
筆者には、安倍さんが朴大統領にどう対応するのか予測もつかない。
まぁ、国民として常識的なことを言っておこうか。
韓国は、日本が見捨て縁切りした国家だ。
関わらない、助けない、教えない—どうでもいい国、それが韓国だ。
さらば、韓国。
さらば、日本にいるevenki族工作員達。
戦後レジームは楽しかったよ。