2013年3月1日金曜日

昔は漢字が読めない、今は恰好がどうたら—か。


朝日新聞の朝鮮系の記者の僻(ひが)み根性が強いこと。
 昔は、未曾有—とかいう漢字が読めないとか批判していたが、今度は恰好がどうたら--と。
 どこかに文句をいうところがないか—と探し回っているのだな。

 まぁ、いいかたがまたねちっこいこと。
 麻生さんの恰好なんて、突拍子もなければどうでもいいじゃないか。

 以下、新聞から抜粋。

 日本の政治家たちの海外出張の時の装いにはいつも違和感を覚えさせられる。
 先月中旬、G20財務相・中央銀行総裁会議に出発したときの麻生副総理・財務相のいでたちは、 違和感を超えたインパクトがあった。
 その理由は、気合はたっぷりなのに「意図不明」だったからだ。

 アベノミクスによる円安誘導、との各国からの批判をかわすため? というわけではなかっただろうし。
 問題の装いは、黒のロングコートに淡いブルーのマフラー、黒のボルサリーノ。
 組み合わせは粋なクラシックスタイルなのだが、人相の特徴ともあいまって、イタリアのマフィアを連想してしまった。
 ウォール・ストリート・ジャーナル紙も「粋なデビュー」としつつも、 「ギャングスター・スタイル」と評した。

 麻生氏のファッション感度は自他共に認めるトップクラスの一人だ。
 たとえば夏の「クール・ビズ」の装いでも、麻生氏はシャツの素材とボタンの外し方、カラーコーディネートなどで抜群のセンスを発揮している。
 “マフィア・スタイル”も、素材は十分に上質だしワイシャツやネクタイの締め具合にも隙がない。
 日本のエリートたちのファッションで欠点の一つは、まずサイズが身丈ときちんと合っていなくて、大き過ぎること。
 もう一つが、ネクタイの色がスーツの色と形に合っていないこと。
 ネクタイの色と柄が派手過ぎるのが原因だ。
 それは自分で選ばずに人から贈られたりしたものを使っているからだろう。

 麻生氏はそんな欠点に陥ってはいない。
 テーラーによると、スーツはすべて仕立て。
 基本は英国調のクラシックスタイルだという。
 コートはチェスターフィールドタイプ。
 それからすれば、スタイルは英国発のダンディズムが理想の形となる。

 麻生氏の今回のスタイルは過ちを犯している。
 ダンディズムの最も大切なルールは、 「決して目立たないこと」だからだ。
 ダンディーが凝るポイントは、 一見分からないようなディテールに真似できないような工夫を重ねること。
 初めて、ダークトーンのシンプルな装いが「黒の華」とでも言えるような光を放つ。

 この基本ルールとは逆に、麻生氏は目立つことに重点を置いてしまった。
 特に、帽子を斜めにかぶったりしたのは誤りだった。
 
 それなのに、「これ見よがし」の装い方は、国策にも反するものではないか? 
 以前にVANの石津謙介氏から「服は自分で選んで、長く着るもんだよ」と言われたことを思い出す。
 彼が愛用していた服は、全く目立たないが、とても上質でよく手入れが行き届いていた。
 その装いはどこか新しさと、彼独特の個性が感じ取れた。

▲補足、感想など

 なんだ—この記事は。
 この記者、服装評論家か。
 なにが、石津謙介氏だ。自分が石津さんほどの服装のセンスがあるとでも思っているのか。軽々しく石津さんの名前を出すなよ。
 それこそ、虎の威をかる狐ではないか。

 モスクワへ出かける時の麻生さんの恰好は、「オレに逆らうな。オレに逆らうヤツは皆、撃ち殺す」という意気込みの「恰好」なのだ。
 そのくらいの「意気込み」で丁度いいくらいの「会議」だったということだ。
 だからこそ、スムーズに日本が目立った批判を受けることなく終えたではないか。

 それにしても。
 批判するところがないと、恰好までいうか。
 「麻生さんを批判すること」で、中国様からいくらお金をもらったんだ?