▲いよいよ、2015年に中国、シャンハイでディズニーランドが開園する。
ふ~ん、と思う。
アメリカのウォルトディスニー本社は、よほど、日本の東京ディズニーランドが羨ましいのだなぁ。
tdlとの契約のやり方を間違えた—という「後悔」がずーと続いているのだろう。
それが、この中国の上海での運営方法とかやり方に影響しているようだ。
でも。
人数の多いところで、やれば必ず成功するか—となるど、どうだろうか。
中国で多くの博覧会とか、やったがうまくいったか。
ハッキリ言えば、やはり、中国人は性急すぎる。
あの性急さはどこからくるのだろうか。産業革命に200年も遅れた—という自覚からか。
中国の未来は混迷の中だなぁ。
以下、新聞から抜粋。
中国・上海ディズニーランドリゾートのテーマパークと周辺施設の建設推進に合わせて、
上海ディズニーランドリゾート管理会社は、リゾートの完成予想図を発表した。
設計と工事段階の効率の最大化を実現し、上海ディズニーランドリゾートの開発を計画通りに進めて2015年末に開園するため、
開発では建築情報模型(BIM)などの革新的設計と技術が大量に採用されるという。
上海ディズニーランドリゾートの中国側出資者である上海申迪集団の範希平会長は、
「上海ディズニーランドはディズニーランドの世界基準を現地と最もよく結びつけ、
本場のディズニーランドのクラシックな雰囲気と独特な中国風情を表現する」と説明した。
中国本土初のディズニーランドリゾートとなる上海ディズニーランドリゾートは上海浦東新区に建設され、
2015年末にオープンする予定だ。
上海ディズニーランドリゾートはウォルト・ディズニー・カンパニーと上海申迪集団が共同出資する合弁プロジェクトとなる。
▲補足,感想など
さて、上海ディズニーランドはうまく運営できるかな。
冒頭でふれたように、ディズニーは、日本のtdl
並に人の入るディズニーランドを創りたいのだ。
そりゃ、上海の近くなら人間の数は多いさ。
でも、こういう「夢のような・不可思議な空間」を「皆で一緒に楽しむ」というレベルまで中国人は到達しているか。
そこが肝心なことではないのか。
掲示板にそのあたりにふれた書き込みがあった。ご紹介したい。
--ここから--
本物が管理者として運営し、資金もハードも惜しみなく注ぎ込んだとしても世界最高には絶対に及ばない
先ず従業員のレベルに苦労するだろう。優秀な人材を集めて報酬と教育が上手くいくかも知れない
最大の問題は客にある
世界観を理解しゲストとして振る舞うこと、つまり、ルールを守り世界観にそぐわない行動をしないってことが出来ない
近年、中国国内であった博覧会や大規模イベントでの混乱の原因は、明らかに客の非常識が原因だ
シンデレラ城の前で難民のように座り込んだり、アトラクションの行列の割り込み、クレームの怒号
列の周辺には子供のうんこや紙おむつが散乱し、植え込みでは男女問わず立ちションベンし放題
持ち込みの食料やゴミが溢れ、パレードは乱入者で混乱するだろう
--ここまで--
上でふれたように、「夢のような・不可思議の空間を皆で一緒に楽しむ」までの距離の遠いこと。
まぁ、実際にやってみれば分かることか。
そんなところに到達するまで、ディズニーランドがもってくれればいいが。