▲いや、筆者には、中ロを喧嘩させようという意図はない。
ただ、「賢さ」という点で、プーチン大統領と習近平国家主席とでは「差」がありすぎる。だから、表題のことは、プーチンさんが習さんのことをこう見ているということ。
どうも、中国の習国家主席は、「賢さ・頭のよさ」という点で見劣りするなぁ。
習さんは、とにもかくにも口が軽いし、たいして勉強もしていないし----<はっきり言えば地頭が悪いのだろうなぁ>。
以下、新聞から抜粋。
モスクワで会談に臨んだ中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は、中露間の戦略的パートナーシップの発展に関する共同声明に署名した。
声明には「領土保全など核心的利益に関する問題で互いに支持する」との文言が盛り込まれた。
中国国営新華社通信によると、会談で習氏は「両国は互いの国家主権の保護を断固として支持すべきだ」と、尖閣諸島の問題を念頭に発言した。
ただ、プーチン大統領は会談や会談後の記者会見でも、領土問題には言及せず、経済や人的交流など2国間関係の発展について述べるにとどまり中露間で温度差が見られた。
「互いの核心的利益を支持する」との表現は、昨年12月の温家宝首相とメドベージェフ首相の会談の共同声明にもあり、それにならっただけとみられる。
ロシアは日本と北方領土問題の解決に意欲を見せており、尖閣諸島問題と同じ次元で「領土問題」で中国と共闘することを避けた。
一方、会談では天然ガス供給のほか、石油供給でも大枠で合意。
中国へ年間最大600億立方メートルのガスを供給する計画だが、懸案だった価格については明らかになっていない。
また、石油供給では、中国の石油会社「中国石油天然ガス」(CNPC)がロシア国営石油企業「ロスネフチ」に20億ドルを融資する見返りに、年間の石油供給量を現在の1500万トンから最大3100万トンに拡大させる。
▲補足、感想など
プーチン大統領は、領土問題については、無言だったという。
まぁ、プーチンさんは。安倍さんとの間で、どうしても「北方領土問題」を解決させたい-という意志があるものだから、日本側に誤解されるような「表現」は一切を避けるつもりということだろう。
このあたり、習さんの口の軽さと対比できるものであろう。
これは。
プーチンさんは安倍さんとの間でどうしても「領土問題の決着」をつけるつもりなのだな。
そのための「布石」と読んでもよかろう。
もう、安倍さんも「ここでウンと言ってくれ」とかは言うまい。<このかっての政治家の功名心の強さをみよ>
そのあたり、安倍さんは従来の轍を踏むこともなく賢く交渉するだろう。