▲塩田なんとかいう人の記事を読んだ。
安倍さんのネガキャンらしいのだが、「無能首相」といわれるぞ—とか。
「無能首相」--か。
それなら、ルーピー鳩山さんと菅さんには絶対に勝てないさ。
あれほど、「能力のない首相」など、日本の政党政治の歴史で見たこともない。
ついでに、朝鮮系で心中深くルサンチマンを隠していて、あんな根暗な首相も見たこともない。
指導者というものは、「明るく」なければいけない。
未来を語り、希望を語る人間でなければ駄目だ。
心の底深くにルサンチマンを隠して、誰も気が付かないだろうと本人は思っていても、なにげない言動、行動、仕草にでてくる。
希望が語れない、未来が語れない、他者と心を通じ合わせることができない。
そういう人間は、国家というものを指導する「資質」をそもそも、もっていない。
その意味で、鳩山さん、菅さんは、本質的に国家のリーダーたりえない。
以下、新聞から抜粋。
安倍首相の小学生時代、家庭教師を務めた平沢勝栄氏は「安倍さんはおそらく長期政権を考えている」と言う。
長期政権を意識していると見られる安倍首相は、日米首脳会談をこなして帰国した。
第1次内閣は1年の短命に終わったが、2度目の今回は違う、と首相本人も自覚している。
だが、政権を取り巻く状況は酷似している。
第一は高支持率の船出だ。
前回は「清新イメージ」で、今回は「アベノミクス」への期待感で、高支持率を得て快走中である。
第二に2回とも衆議院での与党絶対多数を背負って登場した。
第三は「参院選を克服すれば長期政権も」という情勢も共通。
今回も、参院選を乗り切れば、自ら衆議院を解散しない限り、3年間は衆参の選挙がなく、
次の自民党総裁選まで3年前後の在任が視野に入る。
前回は参院選で大敗し、退陣となったが、今回はどうか。
前回と今回を比べて、大きく異なっている点がある。
それは経済状況だ。
前回は「戦後最長の景気拡大」の途中、今回は低迷経済で登場した。
好況時は政策選択の幅が広がり、首相としては腕の見せ所となるが、
政策不発に終わると「無能首相」の烙印を押される。
一方、低迷経済下だと、政策の選択肢は少ないが、逆に効果的な手段は限られているため、迷わずに突き進むという手がある。
決断力が問われるが、首相としては判断しやすい。
ここまでの局面では、「2度目の首相」の持ち味がプラスに働いたが、
課題は経済が上昇軌道に乗り、政策選択の幅が広がって、「経済宰相」として腕の見せ所となったときだ。
生きた経済への対応と中長期の構造改革の両方で指導力を発揮できなければ、「無能首相」と批判を浴びるだろう。
長期政権も幻となる。
これからが本番である。
▲補足、感想など
なんだ、この記事。
一体、なにが言いたいんだ。
これからうまくやらなきゃ、「無能」と言われるよ—といっているだけではないか。
ネガキャンらしいが、ネガキャンにもなっていない--というところか。
まぁ、それしか言うことがなかったのだろうな。
これはなぁ、と思う。
麻生さんというマクロ経済学がよく分かった人が、経済相をやっているからだ。
安倍さんだけだったら、例の国債と個人の借金を同一視した財務省の「策謀--なんだっけ、借金を子孫に残すな-か」にやらてしまっていたろうが、麻生さんという人がいたから、その策謀から脱し切れているのだ。
そこが、かっての橋本さんとかとの「明確な違い」を生んでいるのだ。
安倍さんは、「経済のことは一切麻生さんに任せる」--との覚悟で政権を運営しようと考えている。
いわば、安倍・麻生の分業体制下の二重連結機関車なのだ。
日本を取り戻す、ダラダラと遅れた東日本大震災からの復興を進めるには「コレしかないのだ」
確かに。先のことは分からない。
果たして、うまくいくかどうか分からない。
しかし、今、この安倍-麻生二重連結機関車に「頼るしかない」。
賭けといえば賭けだ。
筆者なら信頼してこの「安倍-麻生二重連結機関車」に賭ける。