▲安倍さんをターゲットにネガキャンが喧しい。
昔、麻生さんが「未曾有」が読めないとかいう騒ぎを同じだ。
憲法改正論議をするために、なんとかいう学者の名前が必要なのか。バカバカしい。
未曾有が読めなくてなにが悪い、なんとかいう学者を知らなくてなにが悪い。
以下、新聞から抜粋。
「安倍総理、芦部信喜さんという憲法学者ご存じですか」
「私は存じ上げておりません」
参院予算委員会、民主・小西参院議員の質問に、安倍晋三首相はこう答えた。
さらに他の学者の名前を挙げて質問する小西議員に、安倍首相は「つまらないことを聞く」とばかりの笑みさえ浮かべていた。
「私は憲法学の権威でもございませんし、学生だったこともございませんので、存じ上げておりません」
■憲法学ぶ上では必ず名前の出る学者
ところが安倍首相が「知らない」と断言した芦部信喜氏(1923~1999)は、近年の日本の憲法学者では最も高名な人物だ。
日本の憲法学の第一人者だった宮沢俊義氏の弟子で、63年に東大教授になり、84年まで教えた。
のち学習院大に移り、
86年から92年まで日本公法学会理事長を務めた
92年に刊行した『憲法』(岩波書店)は、大学の憲法学の教科書として知られ、
現在も版を重ねている。93年には文化功労者にも選ばれた。
以前には自民・片山さつき参院議員がツイッター上での憲法論議の際、「私は芦部教授の直弟子ですよ」と自慢してみせたことさえあるほどだ。
片山氏は今も自身のブログに「芦部教授は、私が東大法学部を在学中の法学部長で、私が3年で外交官試験の2次にうかったときに、
『3年で中退外交官にならずに、4年で国公を受けて、大蔵省に行きなさい!』と薦めてくださった恩義のあるかたです」と記している。
ちなみに安倍首相も法学部卒(政治学科)。憲法改正を唱える首相が、憲法学の「大御所」の名前を知らなかったことに、
ネットでは失笑と落胆の声が相次いだ。
▲補足、感想など
ネットで失笑か--。
別に、なんとかいう学者を知らないことで笑いはしないさ。
そんな詰まらぬことを針小棒大に声高にいうマスコミを「失笑」してしまう。
今、安倍さんが憲法を改正しようという論議をしようとしているのは、現憲法が制定されて70年近くになろうとしている。
いかにも、時代にそぐわなくなっているので、時代に合うものにしよう—ということであろう。
そのために、記事にあるなんとかいう学者の名前を知っている知っていない—となんの関係がある。
バカバカしい限りだ。どうでもいい。そんなこと。
今という時代にそぐう憲法に改正するためには、どうすればいいのか—という議論こそ、大切なことであろう。
つまらぬ権威を振り回すな。
ネガキャンでももっと未来へ繋がるネガキャンをしろ。