▲毎日新聞の異様さって一体なんだろう。
どうしても、中国を絡めたい—ということなのかな。<中国様からお金をもらっているから--?>
なんだっけ、日露中でなんとか—という説なのだが、そもそも、中国の習国家主席がそんなことを望んでいるか。
また、ロシアがそんなことを望むか。
ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席とで意見が合うと思うか。
ロシアのプーチンさんって、きぅと、中国の習国家主席が嫌いだ。”あんな頭の悪いヤツ”—と思っているに決まっているじゃないか。
毎日新聞の言っていることなど、絵空事の上に、さらに絵空事を書き加えたようなものだ。
以下、新聞から抜粋。
「日本・ロシアフォーラム」(毎日新聞社など主催)が2月28日に東京で開かれ、さまざまな分野の専門家が今後の日露協力の可能性を議論した。
プーチン大統領と森元首相の会談を機に日露関係の新展開に期待が高まっている中で、参加者は500人を超え、関心の高さをうかがわせた。
さまざまな分野で日露協力を前進させる弾みとなることを期待したい。
フォーラムで講演したロシア極東地域における全権代表イシャエフ極東発展相は、ロシアがアジア太平洋地域を「世界経済の新しいセンター」として重視し、エネルギーはじめ多くの事業計画を挙げて日本の投資に期待を表明。
(1)資源開発(2)インフラ(3)宇宙・IT(情報技術)(4)文化・スポーツのテーマ別分科会では、各分野での日露協力の現状や新しい提案などが紹介。
ロシアの「東方重視」の根底にあるのは、発展の遅れた極東にアジア太平洋経済圏の活力を取り込んで産業やインフラを整備し、
人口流出に歯止めをかけたいプーチン政権の国家戦略だ。
日本に対しては自動車産業の進出や液化天然ガス(LNG)生産など技術協力への期待が高い。
だが、中国や韓国との関係に比べ、日露間のパイプはきわめて細い。
観光に限っても日本からロシアへの旅行者は年約8万人で、中国や韓国への40分の1程度だ。
国民レベルで関心を高め、交流拡大につなげるきっかけとしてイベントは意義があると考えたい。
併せて北方領土問題解決への道を探る必要があるのは言うまでもない。
日露間のパイプを太くし、相互理解と信頼関係を築いていく中で「双方に受け入れ可能な」解決策を模索したい。
同時に、ロシアが国家戦略として投資を強化し、「ロシア化」が進む一方の北方四島の経済に、日本が関与する方法も探る必要があるのではないか。
イシャエフ氏は会見で、日本企業の投資と共同開発を呼びかけた。
法的に多くの問題があるのは事実だが知恵を絞りたい。
ロシアが対日関係強化を探る背景の一つに、台頭する中国の存在もある。
だが、日露が手を組んで中国に対抗するシナリオは非現実的だ。
日露間の協力を拡大し、そこに中国や韓国をも引き込むことこそが、東アジアの平和と安定に向けて日本が取るべき戦略だろう。
そのためにも日露間のパイプを強化するさまざまな可能性を探りたい。(論説委員・大木俊治)
▲補足、感想など
どうだ、この記事。
日露が手を結んで中国に対抗—って。
日本にはそんな気はあるまい。いや、あるかもしれないがこれからのことだ。
なんというかなぁ。こういう国際間のことは、まず、国家の指導者同士で信頼関係が結べるかどうか—が第一にくる。
冒頭でふれたように、ロシアのプーチン大統領は、中国の習国家主席も韓国の朴大統領も”嫌い”だ。
「あんなバカと一緒に仕事ができるものか」—と思っている。
なぜそんなことが分かるか—って。
プーチンさんの顔を見ていれば分かる。--いや、これではちっとも説明になっていないか--まぁ、これは筆者の感覚だ。
対して、日本の安倍さんとは”話ができる”--と感じているのだ。
だから、北方領土の問題は、どう決着するかは分からないとしても、なんとかお互いがウイン-ウインとなる場所を見つける作業を始めようか—という気になったのだ。
だから。
この論説委員が心配している日露で中国に対抗しよう—という話が安倍-プーチンの間でててくるかもしれない。 これから。これから。
まとめてみると、プーチン-安倍は話ができる。プーチン—習は話ができない。安倍-習の間でも話ができない。
だから、日中露の三国でなにかする—という話にはまずならない。
これから当分のは、日-露の話が進むだろう。但し、プーチンが大統領の間は—という期限付きだ。
メゾなんたらという指導者になれば、おそらく元の黙阿弥だろう。