▲このブログでふれた。
日本とアメリカとの間での戦時賠償問題は解決済み。(1945年まで韓国は日本領土であったから当然、対アメリカでは解決済みとなる)
日本と韓国との間での1945年までの一切合切が、1965年の日韓基本条約で解決済み。
だから。
韓国人被爆者は、韓国政府へ補償がどうたら言えばいいこと。また、そこしか言うべき対象はない。
あれ、すべて言い切ってしまった。
以下、韓国の新聞から抜粋。
バラク・オバマ米国大統領は日本、広島訪問から政治的・歴史的意味を排除しようとする。
原爆投下に対する謝罪でもなくて歴史精算とも違う。核兵器がない世界を実現するための純粋な動機と主張。
だが、韓国には政治的・歴史的に意味がある。
オバマの広島訪問を受け入れるのが難しい。
米国が謝罪の意味を排除したのは正しくない。
日本が戦争を起こした責任があるのは明らかだがいくら戦争中でも民間人が大部分の数十万の生命を核で絶滅させた行為は日本の戦争責任有無とは別に謝るべき。
現在の東北アジアには核脅威の陰が濃厚に垂れている。核ない世界のためのイベントという主張はむなしい。
オバマが日本で核のない世界を語ろうとするなら、ばく大な量の濃縮ウラニウム、武器級プルトニウムを日本が保有していることを指摘しなければならない。
結局、オバマの広島訪問は核のない世界を主張したオバマ個人の政治的目的を充足するため。
それでも韓国の立場ではありがたくない。安倍政権に力を与えるのは悪くないという米国の判断が作用したのは明らか。
今後、米日同盟強化によるアジア戦略で韓国が一層難しい境遇になることは自明だ。
それでも「韓国人犠牲者が言及された点には意味がある」と評価しなければならない韓国政府の立場がかわいそう。
韓日慰安婦合意でオバマの広島行きのカギを開けた朴大統領はアフリカで朴正煕元大統領の業績を浮上させることにしがみついている。
これまで「パク・クネ政権は外交は上手だ」と言っていた人たちはみんなどこへ行ったのか。
ユ・ジンモ|政治部
▲補足、感想など
なにが言いたいのか分からない文章ではある。
韓国人から、オバマ大統領の広島訪問がどう見えようが、日米両国からすればどうでもいいことだったということが核心だろう。
冒頭でふれた。
日米両国からすれば、韓国の被爆者は日米両国から補償の対象外であり、もはや、関係のない存在だからだ。
日本からすれば、オバマ大統領の広島訪問は、先の大戦の「戦後」というものの終焉を意味することであり、日本の「戦後」という軛(くびき)というものから脱出したタイミングを意味している。
戦後レジームの完全崩壊という意味でもある。
アメリカが対日本人の「弱体化工作」を諦めたという意味あいでもあるのだろうな。
また、日本が完全な「極東の虎」となったという意味でもあろう。