▲なぜって?
確たる証拠もない捏造事件をなぜ謝罪しなければならないのだ?
また、日本と中国との間での先の大戦時の賠償問題は解決済だ。
すべて解決済みの問題を、なぜ謝罪がどうたらとなるのだ?
すべて解決済み、すべて解決済み---それが日本人の回答だ。
以下、中国の新聞から抜粋。
記事は、フランスのモンテスキューの日本人についての記述を引用。
内容は、「日本人の性格は変態。ヨーロッパ人から見れば、日本は血なまぐさい殺りくが好きな民族」「日本人は頑固でわがまま、愚かで無知。上役にはひざまずき、部下には凶暴」「日本人は何かにつけて人を殺し、自殺をする。自分の命も気にせず、他人の命はもっと気にしない。そのため、日本には混乱と敵討ちがまん延している」と。
その上で、日本の道徳は「相対主義」であり、「日本人が、自らが罪悪の戦争を引き起こしたということを平然と否定するのは、『悪』に対する認識が相対的だからだ」と分析。
「絶対的な道徳観念や信仰がないため、道徳的な負担や精神的苦痛がない」とし、「前日に自殺的な攻撃を仕掛けた相手を、翌日には花束を持って迎え入れるというのは、世界で日本人にしかできないこと。なぜなら日本人の道徳の基準は、自己によってひっそりと変えられているからだ」と指摘。
さらに、中国人と日本人を比較する。
「儒家の思想の影響を受けた中国人は、自分の人格を最も重視し、人格と尊厳を売る行為を最も恥とする。
一方、日本人には心を縛るものがない。自らの悪い行いが他人に知られさえしなければ、思い悩んだり懺悔したりすることはない。
日本社会では幸運を祝う儀式はあるが、罪を償う儀式はない。
他人の評価を自分の基準とし、全員が同じ行動規則を守り、互いに支持を与えることで、日本人はどんなことでも喜々としてやってしまう」と指摘する。
最後に、「日本人は戦後、自分たちの犯した罪を忘れた。責任はすべて時間が持ち去った。外からの大きなプレッシャーがなければ、日本人を深く懺悔・反省させることは非常に難しい」と。
▲補足、感想など
ふ~ん、面白い記事だ。
しかし、冒頭でフランス人を持ち出すところがなんだなぁ。
白人の意見だから、自分達中国人が言っているより、少しは重みがあるってか。
そして。
-- 日本は血なまぐさい殺りくが好きな民族 --か。
じゃ、中国人が1960年代から1970年代にかけて行った文化大革命はどうだ?
4500万人もの中国人を殺戮し、一部を畑の肥やしにし、一部は人肉食したではないか。
確かに、日本人は戦闘では敵を殺害するが、それを食べるという異様な趣味はないぞ。
で。
最後のところは、
--儒家の思想の影響を受けた中国人は、自分の人格を最も重視し、人格と尊厳を売る行為を最も恥とする。 --って。
要するに、日本人を卑しめ、その反対に中国人はどうこう—と自分を持ち上げているのか。
上でもふれた、1960年代からの文化大革命で、当時の文化人・職人達、日本の京都にあるような名刹、曜変天目茶碗のような国宝級の焼き物など、尽く、破壊つくし、殺しつくした結果が、今の中国人の行動様式として顕在化しているのであろう。
今でも思い出す。
1960年代、造反有理なるたわごとを喚きつつ、なにも書いていない答案を高々と掲げていた女子学生を---。
造反有理なる言葉の下に、中国の文化も礼儀も、価値ある歴史も尽くを破壊尽くしてしまったのだ。
それが、上の記事のような文章として顕在化しているのだ。
まるで、マンガ北斗の拳で表現されているような世紀末の荒涼たる荒野の中をさまよっているのだな。
中国人という民族は。
水を求め、食料を求め、金を求め、荒涼たる荒野をうろつき回る中国人の「様」が見えるようだ。