▲ヨーロッパのお祭りをみていて、いつも思う。
なんで、こんなに盛り上がらないのだ?
日本での神輿でわっしょい—とか、長野県での大きな木に跨って坂を滑り落ちる祭り--とか。
一人や二人、死んだってどってこともない—てな雰囲気がないのはどうしてなんだ?
アレコレ思うが、結局、「文化というもののもつ脆弱性」なのだろうな。
文化というもののもっている「儚さ(はかなさ)」ということなのだな。
ユーラシア大陸というものは、異民族が隣合わせに居住していて、優秀な指導者が現れれば、領土も拡大していった。
土着している住民は、国力の盛衰によりあっちの国になったり、こっちの国になったりしたのだろう。
日本のような収穫祭の変形として、自然発生的に生じた祭りでも、異民族に占領されればたちまち、祭りとしては維持できなくなるのだろうな。
ヨーロッパ諸国での祭りというものの「しょぼい」のも、そういう理由があるのだろう。
逆に言えば、日本のように全国あちらこちらに自然発生的な祭りが残っている方が珍しいのだろう。
それもこれも、異民族に支配されたことがない—という理由からであろう。
島国であったから—と言ってもいいのかもしれないな。
以下、新聞から抜粋。
「何だこの人出は!」
ドイツ
日本デーの異常な人気ぶりが現地で話題にドイツのデュッセルドルフで2002年以降毎年開催されている、日本の文化を紹介するイベント、日本デー(japan-tag)。
ドイツ国内だけではなく、近隣諸国からも来場者が訪れ、主催者発表では、毎年70万人以上の集客があるそうです。
今年も今月21日に開催され大盛況となったようなのですが、その混雑ぶりが分かる、当日の会場を上空から撮影した下の1枚の写真が、地元紙により紹介されています。
主に会場へ足を運んだ方から、様々な声が寄せられていました。
▲補足、感想など
なんでも、今年は100万人の人出であったそうな。
100万人という数字にはびっくりするが、100万人集まってもこの程度の盛り上がりか--。
なにか、ヨーロッパの人達って、「祭りの楽しさ」を知らないのだなぁ。
屋台の食べ物を食べて、コスプレを楽しむぐらいではなぁ---。
あぁ、夜になれば日本の花火がそれこそ嫌というぐらいに打ち上げられるから、このあたりが最高潮かな。
えぃ、京都にあるようなでっかい山車でもこしらえて、ひっぱり回してみたらどうだ。
山車をひっぱり回る プラス 数万発の花火 と祭りの目玉が二つあれば、もっと盛り上がるぞ。
ぜひ。
ヨーロッパの人達にも、祭りの楽しさを知ってもらい楽しんで頂きたい。