▲どうやら、ペルーに日系の大統領が就任しそうだ。
任期は5年だが、3期までいけるそうな。
で。
順当に行けば、南米にある国に15年間、日系の大統領が座ることになる。
15年間という時間は長いぞ。
日本の周辺にあるアセアン諸国は、順当に
take off し続けるだろう。
それと、南米にペルーという日系で結ばれた国が存在する—というのは大きいなぁ。
なにか、日本に向かって風が吹き始めた—という感じがする。
アメリカもどうやら、リーマンショックから立ち直ったようだ。
日米で、世界の経済を牽引するという形となるのかな。
以下、新聞から抜粋。
6月5日のペルー大統領選決選投票まで1週間。
世論調査では、アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女ケイコ・フジモリ氏(41)がクチンスキ元首相(77)をリードし、日系人の大統領が再び誕生する可能性が高まる。
ケイコ氏は前回2011年の大統領選決選投票でウマラ現大統領に敗れた。
強権的な政治手法を批判され、人権侵害事件などで禁錮25年の刑に服する元大統領の負のイメージを拭えなかった。
今回の選挙戦では父親の誤りを繰り返さないと強調して支持を拡大しており、当選すればペルー初の女性大統領になる。
▲補足、感想など
アメリカから見た時、日本が南米で大きな影響力を持つことが、不安というか不服なのだろうな。
自分の子分のように思っていた国が、他から影響を受けるのは---。
でも、そんなことを言っている時ではあるまい。
ペルーでもスペイン系の白人富裕層と現地人の貧困層との格差が大きいのだろう。
これを改革するには、教育の機会を均等に与えるしかないのだが、そう簡単に植民地の頃の慣習を切り替えることができないのだろうな。
でも。
上でふれたように15年という歳月がある。
教育制度を改革する時間としては十分であろう。
日本は、そういう教育の改革に対して、十分な手助けができよう。
ケイコフジモリ大統領の手腕に期待したい。
また、ペルーという国の発展が加速されることを期待したい。