2015年4月18日土曜日

日本がaiibへの加入を確定させた—と中国人。

中国人が捏造すると、その方向へ日本人が動くとか—思っているのか。
 中国人というのは、ウソ、捏造、ゴマカシの多い民族ではある。

 まぁ、知的正直なんて、バカを言い換えたような言葉だと思っているような民族に、正直を求めるのが無理か。
 木によりて魚を求める類の話ではある。

 核心は、中国にお金がない—ということだ。
 で。
 日本をインチキ街金に名前だけを加えて、お金をだまし取ってやろう—という話だ。
 いや、中国人なら考えそうなことだろう。

 クワバラ、クワバラ、怨敵退散、怨敵退散。

 以下、新聞から抜粋。

 中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に加入する是非をめぐって、日本政府は世論を盛り上げて調査や検討を行い、加入する方向へ前向きに進む姿勢が見られる。
 日本経済新聞は、AIIBに対する日本の方針はほぼ確定したと報道。

 では、AIIBに対する日本の態度を変えた要因は何か。
 それは日本自身の根本的利益によるもの。

一、巨大なアジア投資のパイは無視できぬ

 アジア太平洋地域で、毎年8000億ドルのインフラ投資ニーズが生じると研究がある。
 だが、アジア地域における世界銀行とアジア開発銀行の貸付限度額がそれぞれ100億ドル前後で、旺盛な投資需要との間にギャップがある。
 AIIBの設立は世界経済体系における世界銀行とアジ化開発銀行の重要な補充になること間違いない。

 資金や技術などの面で優位性の持つ、利益追求型の日本企業はこのような巨大なインフラ投資パイを無視するわけがない。
 AIIBの設立は未来のアジアインフラ市場に影響を及ぼす。日本がその列に加わらなければ、アジアインフラを共同で開発する船に乗る重要なチャンスを失うことになる。

二、AIIB加入は世界発展の大きな流れ

 AIIBは世界52カ国・地域から創設メンバー国申請意向書を受け取った。
 関連機関は、AIIBの設立は従来のブレトン・ウッズ協定を揺るがす可能性があると指摘し、その結果は日米の予想を上回っている。
 それを鑑みて、日本の政界、経済界及びメディアにAIIB加入の声が上がった。

 三井化学の得丸総裁が、「AIIBの設立は世界発展の大きな流れだ。より多くの資金を集めてアジア地域の発展に投資するのは有益なことだ」と。

 東京新聞は、「日本は世界潮流の変化を見逃すことのないようにしてほしい。時代はアメリカと同調すれば万事めでたしというようなものではないことを認識すべきだ」と指摘し、「流れが変わった以上阻むことはできない。現実的な態度で中国の構想に対処すべきだ」と促した。

三、協力こそウィンウィン

 中国財政部の部長はAPEC財相会合で、「AIIBは世界銀行、アジア開発銀行と相互補完になる」と表明。
 キャノンの瀬口主任は、「日本と中国が力を合わせて協力し、AIIB関連規定と管理の整備を共に促進し、AIIBをグローバルスタンダードに見合った国際開発銀行に発展させることができれば、日本ひいてはアジア全体に巨大な利益をもたらすことになる」と。

 中日財相会議は、北京で開かれる予定だが、AIIBは間違いなく会議の一大議題になる。
 果たして日本は会議でAIIB参加の態度を表明するか、待っている。


補足、感想など

 日本の懸念ははっきりしている。
 誰が審査し、誰が融資を決定するのか—ハッキリしろ--ということだ。
 その部分を不透明にして、金だけ出せよ---てな詐欺話に乗れるか--と麻生さんは言っているのだ。

 お金を扱う限り、当然の対応であろう。
 要するに、不透明というか、決めていない部分は、「中国人が勝手にやる」という意味であろう。

 中国は、今、不動産バブル崩壊のまっただ中だ。
 理財商品の償還が次々に来て、その支払をアメリカ国債などを売り払って補填し、なんとか国民の大規模な暴動を押さえているところであろう。

 Aiib とやらで世界各国から集めたお金を、上のような中国の不動産バブル処理に使われる可能性は高かろう。
 だって、中国人が審査し、中国人が融資を決定するのだぞ。

 あれ、あのお金はどこに消えたんでしょうねぇ—とか数年後になるに決っているではないか。

 そういう恐ろしい話にはのらない。
 麻生さんの懸念は、そこにあり、常識人として当然であろうな。

 アブナイ話には乗れない。
 クワバラ、クワバラ。