2015年4月1日水曜日

毅然と判断する—と朴韓国大統領。

いや、いい言葉だ。
 先日、日本は韓国という国を見捨て・縁切りした。

 だから。
 日本から見捨てられ、縁切りされた国・韓国として、毅然と判断する—という言葉だ。
 日本だけではあるまい。
 アメリカからも半ば見捨てられているだろう。

 世界の二強から見捨てられた国・韓国として--「毅然として判断する」ということなのだ。
 その言や よし! と筆者は思う。

 以下、新聞から抜粋。

 朴大統領は、現政権の外交が米中のはざまでジレンマに陥っているという、 「外交的危機論」に反論。

 朴大統領は特別補佐官団や参謀らと行った大統領府の非公開昼食会で、アジアインフラ投資銀行(AIIB)参加などに関連、「メディアやこうした場で 『韓国は大国に挟まれているから大変なことになった』と言う必要はない。
 我々は毅然とし、総合的に判断していく」と言った。

 こうした朴大統領の認識は、外交部の尹長官が述べた言葉とも一致する。
 尹長官は「米中双方からラブコールをもらうのは韓国外交の祝福」と言った。

 朴大統領は「韓国は大国に挟まれ、国民が心配しているが、 韓国も強くなった」「政府は両大国のはざまで、原則をもって対話しながら うまくやっている。心配しなくてもよい」「国民が心配していることに対し、いちいち対応できないからだと思うが、韓国政府は原則をもって対応している」と。

 これは、外交政策の基調をそのまま維持すると受け止められている。
 大統領府関係者は 「『安全保障は米国、経済は中国』といった二者択一ではなく、韓国の声を上げながら国益を探っていくと いうのが大統領の考えだ」と言った。

 参謀は「個別の事案について批判するのはメディアだが、 総合的判断も必要だというのが大統領の考えだ。
 戦時作戦統制権移管の延期・韓国防空識別圏(KADIZ) 再設定・近く妥結される韓米原子力交渉などは米国の同意なしには不可能な事案であり、その点から見れば 韓米同盟の危機論まで出てくるのは心配しすぎだ」と。

 大統領府は、「朴槿恵外交危機論」 が国内から、それも与党に触発されたものであることも不快に思っている。
 ある関係者は「政務特別補佐官をはじめとする特別補佐官団に『トーンダウンしてほしい』と言ったということ」と語った。

 しかし、専門家の間では「米中の競争構図で向上した韓国の地政学的価値を十分に生かせていない」 「AIIB参加は両国の顔色をうかがっていたために最もいいタイミングを逃した」と指摘する。

 「朴槿恵政権は米中のどちらも不快にさせないようにするため、機械的にバランスを取ろうとしている」 という声もある。

 崔宰赫(チェ・ジェヒョク)記者


補足、感想など

 いやもう、アメリカの判断だけだろうなぁ。
 えっとなんだっけ。

 経済は中国と、安全保障は米国と---か。
 そう都合いいことをアメリカが許容してくれるかなぁ。
 特に軍事関係の情報が韓国を経由して中国へ流れることをアメリカは恐れるだろうし--

 いやいや、日本は韓国となんら関係のない国だ。
 なにもかも、韓国-アメリカという両国の間でのこと。

 日本は、絶対に関与しない。