▲妙な表題となった。
いやなにか—というと、2014年に戦後レジームが崩壊した時、筆者は、あぁ、「日本の戦後の終焉だな」--と感じた。
いわば、自然消滅的に「戦後というものが終わる」ものだ—と思っていたのだ。
ところが、
この安倍さんのアメリカでのパフォーマンスをみていて、あぁ、これほと明示的に「戦後の終焉」を演出しなければならないのだな—と感じた。
硫黄島で戦ったアメリカ軍の中将と栗林中将の孫とを握手させる形で。
戦後レジームの崩壊=日米での先の大戦の戦後の終焉 = 捏造慰安婦騒動の終焉 ということなのだろうな。
こうして、先の大戦の軛(くびき)をなにもかも外して、日本は次の150年という新レジームへ踏み込むということか。
まぁ、日本国内には、朝鮮系洗脳工作員達がまだまだ元気で洗脳工作活動に頑張っているから、油断はできないとしても山は越えた。
徐々に、戦後レジームの中で日本人洗脳工作に頑張っていた工作員達を、排除・放逐できるさ。
もう、そこのけ、そこのけ、虎化した日本が通る---だな。
以下、新聞から抜粋。
敵同士の和解「歴史の奇跡」=硫黄島で戦った元米兵紹介-安倍首相演説
【ワシントン時事
安倍首相は米議会演説で、日米和解の象徴として、1945年の硫黄島の戦いに
23歳で参加し、慰霊祭に出席してきたローレンス・スノーデン元米海兵隊中将(94)と、硫黄島守備隊司令官だった
栗林忠道陸軍大将の孫の新藤義孝前総務相(57)を紹介した。
首相は傍聴席に並んで座った2人を指し示し、
「これを歴史の奇跡と呼ばずして何と呼ぶのか」と強調した。
安倍首相は「硫黄島に行っている厳かな目的は、双方の戦死者を追悼し、栄誉をたたえることだ」
とのスノーデン氏の言葉を引用。
首相が「熾烈に戦い合った敵は、心の紐帯が結ぶ友になった」
と述べると、立ち上がっていたスノーデン氏と新藤氏は、出席者総立ちの拍手喝采を浴びながら握手を交わした。
▲補足、感想など
強者のみ強者を知る---。
これで、日米間の戦後が終焉した—と思う。
仮にしていなくても、終焉させようと言う意志を表明した。
このブログで何度もふれたように。
日本は、「次なる150年」という新レジーム構築にとりかかった。
先達の背中さえ見えない—自分の眼と才覚だけが頼りの次なる150年に突入した。
明治維新から戦後レジームの崩壊までの150年は、いつも産業革命組の諸国の後塵を拝してばかりであった。背中を追いかけてばかりであった。
今、先頭に立って、改めて、明治維新の元勲達を思い出す。
今、この場にたった伊藤博文は、大久保利通は、どう感じ、どう決断するであろうか。
明治維新時、富国強兵、西欧化といっても、伊藤達には見本があった。
今、その見本となるべきものさえないのだ。
このままで行け---。
大久保達はきっとそう言うな。