2015年4月1日水曜日

日本は犬じゃなくて、虎だけど---。

中国主導のアジアインフラ投資銀行へ日本が参加しなかぅたことに対する中国人の反応が奇妙に感じる。

 なぜなのかな。
 中国が情報を制限しているということは分かる。
 それでも、韓国人より中国人の方がよほど頭がいいだろう。

 それでも、こんな感想なのか?
 どこにこういう感想を導き出す「源」があるのだろうか。

 テレビ、学校での教育?
 あぁ、中国5千年の歴史—か。

 以下、新聞から抜粋。

 2015331日、中国メディア、アジアインフラ投資銀行への参加を見送ったことで「米国は日本が信頼できる国だと分かっただろう」と安倍首相が語ったことを伝えた。

 新浪は、「安倍首相は秋葉外交部会長らと会談し、中国主導で設立されるアジアインフラ投資銀行への参加について『焦る必要はない』と述べた。また、『米国は日本が 信頼できる国だと分かっただろう』とも述べた」と。
 このニュースに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。


「奴隷根性丸出しだな」
「とっても忠実なイヌですね」
「米国は絶対に日本を裏切るよ」

「小日本とイヌは加入禁止だ!」
「罪を認めない敗戦国など永遠に参加するな」
「参加しないのが一番だ。日本は畜生にも劣る国だから」

「これはいいことだ!これで日本は孤立する!」
「小日本は中国からの招待状を待っているんじゃないのかな」
「マッカーサーも言っていた。日本という国は利用できるが信用はできないと」

「国家の利益を考えず、単純に宗主国の顔色だけをうかがうことは、宗主国から見下されることになり、犠牲品とされやすくなる」
「焦る必要がないのではなく、加入する必要はないという意味だろ。こうすることで日米の親密ぶりをアピールし、ご主人に対する忠誠が唯一無二であることを示すのだろう」


補足、感想など

 中国のアジアインフラ投資銀行設立の「目的」について、このブログで何度も推定した。
 おそらく。
 今、中国が直面している不動産バブル崩壊に伴う不良債権を証券化して、米国のサブプライムローンのようにして、外国へ売払ってしまう—という企みではあるまいか--と。

 この推定、そう大きく外れてはいまい。

 筆者の推定と、中国人の感想の文章を比較して頂きたい。
 その乖離の大きさに呆然としてしまうであろう。
 一体、これはなんなのだ?

 結局、中国の教育というものは、どこかおかしい。
 教育が教育たり得ていない---

 教育というものは、目の前を流れている事柄から、現象をとらえ、その現象を生み出している核をとらえるためのものであろう。
 教養といってもいい。

 ウサンクサイ教育からは、まともな教養は育たないということか。