▲韓国人がアメリカとどう対応するか—なんて、日本人の知ったことではない。
ただ。
表題の「日米新蜜月時代」という表現は、時代をうまくとらえていると感じた。
どのあたりから。
先日、自民党出身の歴代の日本の首相達が、一堂に会して、祝賀会を開き、美酒に酔った。
ただ、なんの祝賀会なのか—なんの情報もない。
しかしながら、状況から推定するに。
2014年に、日本の戦後レジームが完全崩壊したことをお祝いしたようだ。
さて、戦後レジームの崩壊というだけでは、その意味がさっぱり分かるまい。
核心は、インターネットの普及により、日本人が日本にいる朝鮮系洗脳工作員達の洗脳工作、世論誘導工作にだまされなくなったということだ。
これこそが、戦後レジームの崩壊という現象の真の意味だ。
戦後レジームが崩壊したことで、日本-韓国-アメリカの関係の中で、状況が変化してきたのだ。
まず、日本は韓国という国を見捨て・縁切りを宣言した。
次に、日本はアメリカとの関係を見直し、自ら、千里の荒野に放たれた虎—となった。
同時に、それは、日本が150年前、明治維新当時、元勲達が願っていた「欧米列強と肩をならべる」という夢を事実上、叶えられた瞬間でもある。
この日本が「千里の荒野に放たれた虎」となったことは、当然、アメリカにも影響が及び、それが表題の「日米の新蜜月時代」というものへ繋がっている。
なぜ、新蜜月時代なのか—ということだが。
それは、アメリカの経済というものが1960年代のような世界を席巻するものではなくなったということだ。
同じ価値とはいわないまでも、類似した価値観をもつ、日本と組むというのは、アメリカにとっては、意味があることであろう。ヨーロッパはこれから10年は失われた✕✕だということも大きかろう。
以下、新聞から抜粋。
戦争まで行った米国と日本が、どの時代より接近しています。
安倍首相が初めてアメリカ上下院合同演説を準備し、日本はミッシェル・オバマ夫人を丁重に接待した。
日本は中国主導のアジアインフラ投資銀行に加入しないで、米国側に立っています。
これは「米-日新蜜月」と言って過言ではありません。
私たちはどのように対処しなければならないでしょうか?
<記者>
太平洋戦争を起こした日本は第2次大戦が終わるとすぐにアメリカの同盟国になりました。
中国やソ連など共産圏を牽制するためにアメリカが必要としためでした。
しかし禍根は残っていました。
日本の政治家たちの、靖国神社参拝にアメリカの官民は怒りました。
2006年小泉首相も米議会演説をすることができませんでした。
マイク・ホンダ米下院議員:
上.下院合同会議に招かれるのは特別な特権です。
謝罪を明らかにして、歴史的責任を認めなければなりません。
しかし、先月シャーマン次官は日本の過去の態度を問題にする韓国と中国の態度を批判しました。
シャーマン次官:
どの政治指導者も過去の敵を非難することによって安い喝采を得るのは難しいことではないが、
しかしそのような挑発は進展でなく麻痺を招く
三日間、アメリカのミッシェル・オバマ夫人が東京を訪れ、天皇と安倍首相夫婦が接待をしました。
ミッシェル・オバマ夫人
(教育問題に関する)両国間協力を通じて全世界国家が行動に出るように要請します。
翌月アメリカを訪問する安倍首相はオバマ政府が主導するTPP貿易交渉を妥結して、新しい防衛協力指針にも合意して安保協力も一段階強化します。
ここに日本の首脳がアメリカ議会で拍手を受けて、演説まですることになるにつれ米・日関係は一段階格上げされたことになります。
我が政府が過去の問題に対して日本と対立して中国と関係を深化している間、米国と日本は新しい蜜月関係を構築する姿です。
名分よりは国益と現実に基づいて周辺国と緊密に疎通して、我々の主張を発信する戦略的かつ賢明な外交が要求されています。
▲補足、感想など
なにやら、気持ちの悪い記事ではある。
韓国人がアメリカにどう対応するかは、韓国人の領分だ。
ただ、アメリカ人も韓国人の「気持ち悪さ」に気付いているようだ。
冒頭でふれた。
今からの、日米関係は、「千里の荒野に放たれた虎」である日本と、アメリカの関係なのだ。
もはや、先の大戦の「戦後」ではない。
日本は、「虎」にふさわしい立場をアメリカに要求するだろう。
日本とアメリカの関係は、そのような局面に入っているのだ。
それが、表題の「日米新蜜月時代」の真の意味だ。