▲イギリスは、19世紀の半ばから、中国を舞台にしたアヘンがらみの貿易で散々おいしい思いをした。
相手がアホな中国人だから、それから200年近く経っても、やっぱり中国人はアホのままだろう—とか考えているようだ。
アチコチからお金を集めて、それを中国人が仕切る—という危なさが理解できないのかなぁ。
イギリス人が、中国人を甘く見ている・もっと言えば舐めている—としか思えない。
アヘン戦争当時を思い出しての、夢よもう一度か。
以下、新聞から抜粋。
米紙ウォールストリート・ジャーナルは、中国主導で設立されるアジアインフラ投資銀行(AIIB)の準備に関わる関係者の話として、中国が拒否権を持たないことを欧州諸国に約束していたと報じた。
中国の交渉担当者が提案していた。
ただし中国がAIIBで強い影響力を持つことに変わりはないとも。
AIIBをめぐっては中国が拒否権を持ち、中国の影響力拡大の手段として運営される懸念が出ていた。
英仏独伊が相次いでAIIBへの参加を決めた理由には、中国が拒否権を握らない方針を示したことがあったようだ。
国際通貨基金(IMF)では、米国が拒否権を握っており、中国など新興国から不満が出ている。
オバマ政権はIMFで新興国の発言力を高める改革を目指しているが、慎重論を説得できないのが現状。
中国がAIIBで拒否権を持たないとしたことには、運営の公平性の面でも米国に対抗する意味合いもある。
ただAIIBの運営構造は協議中で、中国は拒否権は持たなくても、主要な意思決定に関して有利な立場を確保するとみられる。
同紙は、アジア諸国の議決権を全体の75%としたうえで、この75%分を国内総生産(GDP)の規模に応じてアジア各国に割り当てる案が検討されている。
関係者の話として「中国は難なく多数を確保できる」としている。
▲補足、感想など
中国が拒否権をもたない—ねぇ。
中国人の言うことだぞ。
卑近な例でいえば、香港を中国へ返還する時の約束など、いつの間にか、有名無実なものになっているではないか。
あれが中国というヤクザ国家のやり方なのだ。
今の中国人を19世紀の頃の中国人と同一視して、根源的なところで舐めてかかっていないか。
200年前はこうだったから、200年後も大差ないだろう—って。
ましてや、今、中国は不動産バブル崩壊の寸前だ。
アホなヨーロッパ諸国を騙して、集めた金を、不動産バブル崩壊の際に、その処理に使われていつのまにか雲散霧消する—て可能性の方が高くないか。
英国もお間抜けとなったものだ。
アヘン戦争当時の「夢よもう一度」か。
騙されて、泣くのはどっちかな。