2015年3月25日水曜日

お笑い、アジアインフラ投資銀行。アヘン戦争の夢よ、もう一度と英国。

イギリスは、19世紀の半ばから、中国を舞台にしたアヘンがらみの貿易で散々おいしい思いをした。
 相手がアホな中国人だから、それから200年近く経っても、やっぱり中国人はアホのままだろう—とか考えているようだ。

 アチコチからお金を集めて、それを中国人が仕切る—という危なさが理解できないのかなぁ。
 イギリス人が、中国人を甘く見ている・もっと言えば舐めている—としか思えない。

 アヘン戦争当時を思い出しての、夢よもう一度か。

 以下、新聞から抜粋。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは、中国主導で設立されるアジアインフラ投資銀行(AIIB)の準備に関わる関係者の話として、中国が拒否権を持たないことを欧州諸国に約束していたと報じた。

 中国の交渉担当者が提案していた。
 ただし中国がAIIBで強い影響力を持つことに変わりはないとも。

 AIIBをめぐっては中国が拒否権を持ち、中国の影響力拡大の手段として運営される懸念が出ていた。
 英仏独伊が相次いでAIIBへの参加を決めた理由には、中国が拒否権を握らない方針を示したことがあったようだ。

 国際通貨基金(IMF)では、米国が拒否権を握っており、中国など新興国から不満が出ている。 
 オバマ政権はIMFで新興国の発言力を高める改革を目指しているが、慎重論を説得できないのが現状。

 中国がAIIBで拒否権を持たないとしたことには、運営の公平性の面でも米国に対抗する意味合いもある。
 ただAIIBの運営構造は協議中で、中国は拒否権は持たなくても、主要な意思決定に関して有利な立場を確保するとみられる。

 同紙は、アジア諸国の議決権を全体の75%としたうえで、この75%分を国内総生産(GDP)の規模に応じてアジア各国に割り当てる案が検討されている。
 関係者の話として「中国は難なく多数を確保できる」としている。


補足、感想など

 中国が拒否権をもたない—ねぇ。
 中国人の言うことだぞ。

 卑近な例でいえば、香港を中国へ返還する時の約束など、いつの間にか、有名無実なものになっているではないか。
 あれが中国というヤクザ国家のやり方なのだ。

 今の中国人を19世紀の頃の中国人と同一視して、根源的なところで舐めてかかっていないか。
 200年前はこうだったから、200年後も大差ないだろう—って。

 ましてや、今、中国は不動産バブル崩壊の寸前だ。
 アホなヨーロッパ諸国を騙して、集めた金を、不動産バブル崩壊の際に、その処理に使われていつのまにか雲散霧消する—て可能性の方が高くないか。

 英国もお間抜けとなったものだ。
 アヘン戦争当時の「夢よもう一度」か。
 騙されて、泣くのはどっちかな。