2015年5月7日木曜日

慰安婦とは戦時高給売春婦だ。親から女衒業者へ売り飛ばされた人のことだ。

当たり前のことを当たり前に繰り返すしかあるまい。
 朝鮮人の「日本を叩けばお金がとれる、慰安婦で謝罪させればお金がとれる」--という妄執はすごいが、捏造はどこまでいっても捏造だ。

 日本人は、こういう捏造慰安婦に関して、謝罪も賠償も絶対にしない。

 以下、新聞より抜粋。

 歴史学者187人の声明を主導したアレクシス・ダデン教授は、「安倍首相は『旧日本軍による人身売買』と話すべきだった」と明らかにした。
 ダデン教授は、安倍首相が日本軍慰安婦を「人身売買の犠牲者」と述べたことに対し、このように答えた。

 ダデン教授は日本政府が日本軍慰安婦を記述した米国の教科書を問題にしたことに対し、2月に米国の歴史学者20人が批判声明を出す時もこれを主導した。
 ダデン教授は「安倍首相がこの声明を読んで心に銘記することを願う」と述べた。
 以下は一問一答。

--声明はどのように出てくることになったのか。

 「声明はアジア研究協会年次総会の公開フォーラムで始まった。
 当時、フォーラム出席者は立場を組織化して日本政府に伝えることを決め、安倍首相の米国訪問が終わるまで待つことにした。
 我々が望むように安倍首相が性奴隷を作った過去の歴史に対する責任を認めるのではと期待したからだ。そのようなことは起きなかった」

--声明には各国の学者が多数参加した。

 「前回の声明とは違い、今回の声名は広範囲でありながらも日本研究者集団の確信を知らせる公式的な声だ。 集団的な努力だ。我々は過去の真実を知り、研究し、教室で学生にこれを教えるということに確固たる点を見せるものだ。
 今回の声名は日本政府に過去の歴史を正面から扱い、その責任を受け入れ、これ以上歪曲と政治問題化するのをやめるべきだと直接的に訴えるものだ」

--安倍首相が旧日本軍の慰安婦被害者に対し「人身売買」と表現したことをどう見るか。

 「誰が人身売買をしたのかを安倍首相が説明しない限り、人身売買という言及は意味がない。
 このような犯罪の道徳的・法的責任を入れる表現をするには『旧日本軍による人身売買』と話すことが必要だ」

--声明はどんな影響を及ぼすと思うか。

 「我々の希望は歴史から学び、戦争の武器である性暴力を永遠に終息させるだけでなく、より良い世界を作ろうというものだ」


補足、感想など

 安倍さんの言った人身売買とは、慰安婦の親が高額の前払い金を受け取り、自分の娘を民間の女衒業者へ売り飛ばした—という意味だ。

 女衒業者と日本軍との間に関係はない。
 「性」というものを取引した、需要と供給との関係にすぎない。

 記事にあるアメリカの学者は、韓国あたりからお金をもらっての言動ではあろうが、どこか、日本とアメリカとで「性・性欲」というものをどうみるか—という基本的な姿勢が異なるのだな、

 これは、数年前に橋下さんが、沖縄の米軍の司令官に対して、「風俗を利用したら」--という言葉をなげかけて、物議を醸した議論と同根だな。

 米軍では、兵役に勤務している兵士は、自分の性欲を当然、抑制できる筈—とかの建前論に終始するのだろうな。
 そして、性欲をどう抑制、処理するかは、プライベートなことで、他者が口を挟むことではない—とか考えるのだろう。

 これが、上で述べた橋下さんの言葉へのアメリカ人の反発という形をとった原因だろうな。

 同様に、慰安婦というものを性奴隷というものにしたいアメリカ人学者にとっては、韓国からお金をもらっているという理由だけではなくて、この日本人の「性」に対する感覚を嫌っているのだろうな。
 まるで、犬猫のような言動をとるヤツだ—とか思っていそうだな。
 そこに、慰安婦 → 性奴隷 とか表現することの抵抗を無くしているのだろう。

 対して。
 日本人は、「性欲」というものをもっと肯定的に捉えるのだ。
 稲作を中心とした農耕民族である日本人には、性というものは「豊穣」というものと結びついたイメージがあるのだろう。<かなまら祭りなどというものはこれだな>
 また、一休禅師などという性欲もなにもかも肯定して、放埒な生活をしつつ、宗教家として最高のレベルに達する人まででてきた--

 こういう先達の下に、日本人は育ってきたのだ。
 このことが、上で述べた橋下さんの沖縄米軍司令官への「風俗を利用したら」という言葉に繋がっているものと思える。

 ただ、現実的に、「性欲」を兵役についているのだから—等という建前論では抑制できない。

--ここから--

 米国防総省は、2014会計年度(13年10月~14年9月)に、米軍内で1万8900人が性的暴行や強制わいせつなど性犯罪の被害を受けたとする推計を発表。
 1日当たり約52人が被害を受けたことになる。
 12会計年度(11年10月~12年9月)の2万6千人と比べ、27%減少した。

 同省が2年おきに実施する兵士へのアンケートの結果を基に、軍全体の推計値を算出した。
 1万8900人のうち、男性が1万400人、女性が8500人だった。
 
 一方、14会計年度で、米軍当局へ実際に被害を報告したのは6131人にとどまった。
 ただ、13会計年度より11%、12会計年度より70%それぞれ増加した。

 米国防総省担当者は、告発者のうち4分の1が民間人で、地域住民や外国籍であることを明らかにした。

 専門家や米メディアは、調査・起訴権限を持つ上官による「身内同士のかばい合い」や「組織による報復」を被害者が恐れ、告発が抑え込まれていると指摘している。

 米国防総省は今回、新たに別の調査方法による推計も発表。
 性犯罪の被害を受けた人を全米軍従事者130万人のうち、2万300人と推計した。
 国防長官は、調査結果について記者会見し、27%減少したものの、「一般に比べても、明らかにずっと多い」と述べ、軍内の性犯罪対策の強化を強調した。

 --ここまで--

 端的に言えば、キリスト教というものが「アメリカ人を建前論の中に封じ込めている」ということだろうな。
 そして、建前論に毒されたアメリカの学者が、日本人憎しとばかりに、「慰安婦 → 性奴隷」と言い換えているのだ。