2015年5月23日土曜日

そのうち、フィリピンもインドネシアも切れてしまう。

どうも、中国人という民族は、他国の「感覚」に疎いようだ。
 南シナ海での、今のような対応をしていると、必ず、インドネシア、ベトナム、フィリピンは「切れてしまい」殴りかかってくる。

 中国国内で、チベット族とか、ウイグル族を押さえつけている感覚で、どうせ同じようにやればおとなしくなるだろう—とか思っていたら、とんでのない思い違いだ。

 国内で隠蔽できても、対ベトナム、対インドネシア、対フィリピンは外国なのだ。
 絶対に隠蔽できない。

 一寸の虫にも五分の魂—てやつを知らないか。
 そのうち、必ず、衝突する。

 で。
 そのリスクの高さを懸念して、アメリカがとうとう乗り出してきた。

 以下、新聞から抜粋。

 米副大統領 南沙諸島問題で中国をけん制
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 アメリカのバイデン副大統領は各国が領有権を争う南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で、 中国が浅瀬の埋め立て活動など海洋進出を強めている状況について、「航行の自由のためには、 アメリカは臆することなく立ち上がる」と述べ、中国をけん制しました。

 バイデン副大統領は、メリーランド州アナポリスの海軍士官学校の卒業式で演説し、 アジア太平洋地域について「緊張が高まっている。
 アメリカのアジア重視戦略は、 われわれが姿を示すことで続けることができる」と述べたうえで、アメリカ軍の艦艇を増強していく必要性を 強調。


補足、感想など

 中国人のアメリカに対する対応の仕方って一体なんなのかなぁ。
 どうも、対象の「大きさ」のようなものをうまく目測できない—のだな。
 根底にあるのは、科学的思考ができない—ということろにあるのだろうが---

 19世紀の初め、中国人がイギリス人を「見誤る」という史実と重なって見える。
 清国からイギリス人を見た時、どう見えたのだろう。
 どこか、他国の人間を舐めるというか中華思想の化け物のような民族だから、他国は皆アホだ—とか見えないのかもしれないな。<アヘン戦争の二の舞をするつもりなのか>

 先日の対米軍の飛行機かなにかに中国人が対応した記事を紹介しよう。

 ---ここから--

 中国外務省の洪磊報道官は、中国が領有権を主張している南シナ海 (South China Sea)の上空を飛行していた米軍偵察機と遭遇した中国軍が、警告により米軍機を 「追い払った」と勝利宣言した。

 中国は南シナ海の島々に人工島や滑走路などを急ピッチで建造中で、米国との緊張が高まっており、 洋上でのにらみ合いに発展する危険も出ている。

 中国は南シナ海のほぼ全域を自国の領海と主張しており、 洪報道官は米軍機の飛行を「極めて無責任で危険」な領空侵犯と非難し、米軍の行動が「望まない事態」 を呼び込む危険性があると警告した。

 一方の米海軍は、南シナ海を飛行中に数回にわたって中国軍から立ち去るよう警告を受けた P8ポセイドン(Poseidon)哨戒機の撮影した映像を公開した。

 --ここまで--

 勝利宣言って。
 はっきり言って馬鹿だろう。この中国人---

 Gdp で世界一の大きさを持つということの「怖さ」というものを理解していないだろう。
 アメリカには様々な対抗手段があるのだ。

 軍事面で表面化するのがまずい場合は、ターゲットを絞って輸入制限をするとか、金利をどうこうするとか---様々な「手」がある。

 上の記事では、米軍機を追い払ってとか—の表現となっているが、「なにも分かっちゃいないな」--という感想をもつ。

 アメリカという国を怒らすと、中国人が思ってもいない「手」で逆襲されるぞ。<例えば習近平さんの隠し財産って、中国の口座にあるものではあるまい。アメリカなどの外国の金融機関の口座に様々な名前で貯金しているのものであろう。確か700億円ぐらいだったかな。この資産をアメリカが凍結させてしまう--とか、やりそうだな。かって、北朝鮮の金総書記の香港かどこかの銀行の口座を凍結したことがあったなぁ>