▲口が軽い、というか、はったり過ぎる。
中国人は。
大口を叩く—てな言葉があるが、そのままであろう。
いや、中国人を侮っていると思われるかもしれないが、べつに侮っているつもりもない。
どう言えばいいのかなあ。
横から見ていて、北朝鮮の金総書記を彷彿とさせるというか、あれの習近平版といえばいいのかな。
どうしてだろう。
中国とか北朝鮮とかの「行動の危うさ」は。
あぁ、綱渡り外交というのがあったが、あれとそっくりだなぁ。
20世紀なら、他国のことなどよく分からなかった。
でも、インターネットの発達した今、地球の裏側まで理解が及ぼうという時代だ。
そんな時代に、「綱渡り外交」ねぇ。
以下、新聞から抜粋。
中国が埋め立てを進める南シナ海の南沙諸島の周辺でアメリカが偵察活動を強化していることについて、中国政府は、アメリカ側に抗議した。
領有権を争う南シナ海の南沙(スプラトリ-)諸島では、中国が浅瀬の埋め立てを拡大させていて、
中国の海洋進出を警戒するアメリカは、軍の最新鋭の艦船や哨戒機を周辺に派遣するなど偵察活動を強化。
これについて中国外務省の報道官は、アメリカ側に抗議したことを明らかにしたうえで「アメリカは無責任で挑発的な言動を速やかにやめて、
中国と共に南シナ海の平和と安定を守るべきだ」と述べ、偵察活動をやめるよう求めました。
また、中国のメディアは南シナ海の問題を取り上げ、「環球時報」は25日付けの紙面の社説で、
アメリカがあくまでも浅瀬の埋め立ての停止を求めるのであれば「一戦は避けられない」と、米中の軍事衝突がありうると主張。
一方で、社説は「南シナ海で平和を保てるか、戦闘が起きるのか、その責任はアメリカにある。
アメリカが戦略上最低限の節度を保てば、情勢の危険度は限定的になる」として、事態をエスカレートさせる行動を取らないようアメリカ側に求めています。
▲補足、感想など
プーチンさんと習近平さんの違いかな。
プーチンさんは、ロシアの大地の上で死ぬ覚悟だからなぁ。
下手に追い詰めると、どんな逆襲をしてくるか分からない—という不気味さがある。
対して、習近平さんは、追い詰めれば、どこか外国へ逃げ出すだろう。
太子党の連中たって、口だけはなにか立派なことを言うが、中国の大地の上で死ぬ覚悟はあるまい。
その部分を、アメリカから見透かされているのだ。
前から、アメリカ軍と日本軍の合同の兵士が攻めてくるとき、これに対峙した中国軍が周りを見渡すと、指揮官と副官あたりが皆いなくなって、兵隊ばっかり—ということになるのではないのか。
2011年3月、日本で東日本大震災が発生して、福島原発で事故が発生した時、日本にいた中国人が続々と中国に帰国したことは記憶に新しい。
そりゃ、確かに日本で死ぬ必要もないな。
でも、日本人から見れば、この人達は追い詰められれば、すぐ逃げ出すのだな---、恃むに値する人達ではないな--と思ったのも確かだ。
上の記事の中国人の「言い方」は、さも勇ましい。
でも。
上でふれたように、「追い詰められれば、すぐに逃げる」---そういう民族なのだ。
そんな民族性など、すぐに分かってしまう。
その部分をアメリカは、巧みに「突いてくるのだ」。